金沢大学客員研究員を受け入れる

しいのき迎賓館で「共創型観光産業展開プログラム」の開講式が行われました。

これは首都圏で働いてきた中核人材を地域企業にマッチングし、定着を図る事業です。

委嘱状を受け取る西出さん

平たく言えば、都会でバリバリやってきた有能な人間が、第二の人生を地方に求め、その地域の中小企業に入って力を発揮してもらうわけです。

個人の能力や志望と、企業側のニーズがうまくかみ合わなければ、その再就職は失敗しがちです。 そうならないよう、国と大学が間に入って仲人をしてくれるような感じです。

これからの時代は、巨大開発で再生を夢見ることはできません。 大都市の牽引力は限界に来ており、地方創生こそが鍵を握ります。

芸術・文化・職人気質に富んだ企業活動が盛んであってこそ新しい価値が創造されます。その核となるのが地域の大学です。

今回選ばれた人たちは半年間に渡り、金沢大学の客員研究員として大学のゼミを受けながら、企業に通います。 企業からは取組みテーマを与え、会社の課題解決を進めてもらいます。

今回、93人の人材の応募があり、受け入れに手を上げた企業が15社ありました。 その中から実際にマッチングが成立したのが7社9人で、その1社がわが社・丸果となったわけです。

来てくれることになったのは西出靖さんです。 IT企業の経営に携わり、海外でも長く活躍されてきた方で、うちの業界とはまったく接点はありません。しかし、だからこそ可能性は大きいと感じています。

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