金沢百万石ロードレースに出場しました。
ハーフマラソン21kmです。
結果は1時間50分2秒、全申し込み者数約1200人中473位(陸連未登録者951人中337位)ですから、中の上くらいのおじさんです。
マラソンは順位なんてどうでもよく、目標タイムに対しどうだったかがすべてです。
一応、フルマラソンを4時間切りたいという思いがあるので、ハーフなら1時間45分くらいを余裕もって走れるといいのです。
でも、今の自分はそこまでの実力はありません。
105分÷21km=5分/km となって、いやいや、これは甘くないペースだ、ということになります。
金沢マラソンまであと3週間です。
今日はその練習レースのつもりなので、体の調子を見ながらのペースとしましたが、1時間50分は切りたいと思っていました。
ですからほんの2秒とはいえ、結果は正直残念です。
前半のペースを抑えすぎたことと、ラストに時間計算を間違いたことが原因です。
前半は5分20秒ペースで、上りは無理せず5分40秒くらいに落とし、12km過ぎあたりからペースアップし、ラスト4kmからは4分台でめいっぱい走りました。
途中、もう1時間50分は切れそうだと見切ってしまって、ラストはそれほど追い込まなかったのが甘かったですね。半年前のレースより2分ちょっとタイムを落としてしまいました。
長距離走は何kmのレースであってもラスト数kmは本当に苦しいものです。
序盤はあっという間に5km、10kmが過ぎるのに、終盤は1km1kmが本当に長く感じます。
不思議ですね。
本日も、結構余裕のよっちゃんで15kmくらいまできたのですが、ラスト数kmはゲー出そうになりました。
このタイムではフルマラソンのサブフォーはかなり高い壁です。
年を経るほどに実力アップは難しくなります。
ハーフならば、15年ほど前に1時間37分で走っています。
足がちぎれそうに感じたことを覚えていますが、今の自分より2ランクほど実力が上ですね。
いつもいつもラストはしんどい思いをするのですが、なぜ人は苦しいのに走るんでしょう。
自分の限界をほんの少し上回っていく成長の実感を得られるから?
完走した時の充実感や爽快感がたまらないから?
わたしは多分、フィジカルの分野で、自己満足と自己顕示欲の両方を充たすものとしてマラソンを選んだのかなあと思います。
自意識が強いなあと我ながら感じます。
走った日は、晩ご飯がお酒も含め人生で一番うまい!といつも思います。
マラソンやってますと言うだけでたいがいの人とは話が続きます。覚えてもくれます。
膨大な時間が食われる趣味ではありますが、それ以外にデメリットはなく、逆にメリットは数えだしたらきりがない世界です。