肝心の自分のレース結果についてです。
グロスタイム:3時間58分20秒
ネットタイム:3時間55分31秒
総合順位:2361位/10733人中
男子50歳代の順位:620位/3036人中
ラップタイム:
0~5 27:39
5~10 27:42
10~15 27:49
15~20 27:11
20~25 27:01
25~30 26:56
30~35 26:58
35~40 30:22
40~42.195 13:53
初のサブフォー、4時間切りを達成できて大満足でした。
でもでも、いや~、最後はバテました。
ラップタイムの記録を見れば一目瞭然です。35kmから大きく失速しています。
スタート前から迷っていました。
今日はサブ4=自己ベスト更新を目指すべきか、楽しく確実な完走を目指すべきか。
練習である程度の距離は踏んだのですが、心肺トレーニングはほとんどできてなかったので、5分30秒ペースで走りきる自信はなかったのです。
前半の走った感じで決めるしかないと思って見切り発車しました。
すると20km地点あたりで、きれいなフォームで、ちょうど5分20秒ほどのペースで走っているお兄さんを見つけ、この人をペースメーカーにすればサブフォーいけると感じ、本気モードになりました。
この作戦は結果的には成功でした。
35kmまでなんとかついていけたものの、そこから限界を感じ36kmから失速。
お兄さんと(心の中で)サヨナラした後の一人旅は、6分20秒と1分も遅くなりました。
しかし、それまでの5分20秒はサブフォーより若干速いペースなので、その貯金が残り5kmで生きた格好です。なんとかぎりぎり目標タイムを達成しました。
ゴール1km手前でうちのかわいい女子社員が「頑張れー」と大声で応援してくれました。普通ならそこで力が湧くもんでしょう。
でもダメでした(笑)。
「ごめん、おれもう頑張れない」。最後はずるずる這うように進むのが精一杯でした。
スピードを上げようとするとすぐに足がつります。
今回はふくらはぎではなくももでした。
また、雨でできた水たまりに足をつっこむと5本の指が同時につりました。
足がつったままでも騙し騙し走ることができることを初めて知りました。
ラスト5kmは足がつったり治ったりを繰り返しながら、なんとか7分以内で走り切った感じです。
今回一つ悟りました。
「人は(少なくとも私は)苦痛が一定レベルを超えるとそれ以上頑張れない。我慢には限界がある。だから、そこまで追い込まれないようにすることこそ実は一番大事なことなのだ。」
自分は決して拷問を受けてはいけないタイプです。
すぐ口を割るでしょう。
「吐け。お前の妻と子をどこに隠した?」
「死んでも言わぬわ」
ジューッ(焼きごてが焼ける音)
「待て!あのタンスの中だ」
ってな男です、しょせん私なんて。
ゴメンネ、ツマヨ コヨ (-o-;)y-~~~ スパー
以上、金沢マラソンからの学びでした。
あー、しんどかったけど楽しかった。