修路会に行ってきた

檀上左手が山田修路氏。

修路会。
参議院議員の山田修路氏を支援する後援会である。

うちの会社はこの後援会の会員になっている。
私は社長代理として12月15日の総会・懇親会に出席した。

私個人は無条件に現政権・現与党を支持するものではない。
安倍政権はこれまで説明責任においてお粗末な面が多々あった。
卸売市場法の改正においては、内閣は一時、明確に法律廃止を画策していた。
現政権・現与党に対する文句は少なからずある。

しかし、山田修路氏には尊敬の念を持っている。
年は私の9つ上で、高校の先輩にあたるが、これはたまたまの話。
氏の前身はキャリア官僚であり、農林水産審議官(事務次官に次ぐナンバー2)まで務めた経歴を持つ。
当然、農政については圧倒的な見識の豊かさがある。

一方でフットワークが軽い。
まったく偉ぶることなく、どこにでも駆けつける。
常に温和な表情で人に接する。
しかしいい加減なことは言わない。
できないことは明確に「No」と言う。
少しでも約束したことはきちんと覚えていて必ずフォローがある。
一言で言えば、人間として極めて誠実ということだ。

僭越にも一度「日本の農業は直接支援するわけにはいきませんか」と意見したことがある。
その時即座に「それをやりたいと思っている」とおっしゃった。

市場法廃止の危機の歳も、政権与党でありながら、内閣案に対して反対側に立って市場法存続に尽力していただいた。

こういう方にこそ権限を持ってもらい、力を奮ってもらいたい。