石川県(一部県外もあり)の主なスーパーの初売日の一覧です。
人手不足・働き方改革のうねりの中、かつては元日営業、遅くても2日には開けていた各スーパーに変化が見られます。
元日~
イオン、マックスバリュ、平和堂、アピタ、ドンキホーテ、プラント、ヤスサキ
1月2日から
アルビス、大阪屋、クスリのアオキ、どんたく(1/3の店舗もあり)
カジマート(北安田1/3)、かじ惣、ハニー
1月3日から
バロー(黒部店は1/2)、Aコープ(Aガイアは1/1)、ニュー三久、コープ石川(昨年1/2)
1月4日から
マルエー、ナルックス、業務スーパー(年末は12/31の19時まで)
90年代前半はお正月を休む店が多かったですが、コンビニエンスストアが他の店が休む間も営業し、ぐんぐん業績を上げました。
それに追随するようにしてスーパーマーケットも次々と元日営業を始め、近年はそれが当たり前になりました。
そんなビジネスチャンスだったはずの元日に今、休む動きが広がっています。
昔はみんな休んでいたのですから、昔に戻るだけのようにも見えますが、実情は昔とずいぶん違います。
あまりにも人手不足が進み、職場の労働者の負担が増えていること。
時代がようやくその問題を捉え、「働き方改革」の波が押し寄せてきていること。
このままでは人的崩壊で企業そのものがもたなくなるという思いが現実味を帯びて来たわけです。
これはなにも元日営業に限らず、日々の労働環境にも関連してくることですね。
とにかく、企業側としては止むに止まれず、従業員の休み確保に乗り出す時代となりました。
この流れは今後もっと加速することでしょう。
できれば、勇気をもって休みをたくさん取得した企業ほど従業員のモチベーションが向上し、会社の業績そのものにも好循環をもたらすことが立証できればもっといいのですが。
そのためにも、唯一4日からの営業を決断したマルエーさんには頑張ってほしいと思います。