金澤市場人錬成塾の後期ブログラムが始まった。
と言っても、そんな名前のプログラムはない。
私が勝手に言っているだけだ。
後期はとにかく自分の頭の中との勝負である。
発表会に向けて何をテーマとし、何を盛り込むか。
北陸先端大学院大学「技術経営改革実践論」非常勤講師の近藤修司先生の四画面思考研修会の発表会のために、私自身も脳みそがウニになるくらい考えてたどり着いた境地。
さかのぼれば30数年前、公演振り付けのために何日も徹夜して身に付けた思考の筋肉。
自分の頭を追い込む。
この作業を突き詰めなければ一段上には上がれない。
それなりに言葉をちりばめ、体よく整えただけの発表は、聴く人が聴けば中身がないことはすぐにわかる。
人に伝えることはとてもとても難しいということを知り、謙虚に向かい合い、熱をもって、忍耐強く取り組まなければならない。
今日はお試し発表だったから内容のレベルは問わない。
が、全員まだ0点、という実感をつかめたかどうか。
ただ、今期私はそんなえらそうなことを言える立場ではない。
わが社から送り込んだ社員は二人とも途中退職した。
この3月、わが社からの発表者はゼロである。
なんとも情けなく、恥ずかしい事態である。
錬成塾最終年度にわが社の卒業生がなし。
私が塾の意義を伝えられてなかったということだ。
大いに反省しなければならない。