日産リーフがやって来た
1月19日にお別れした前マイカー(1月22日のブログ「さらば、日産セレナ」参照)に代わって、3月1日、新マイカー「日産リーフ」がやって来ました。
人生初の新車です。
セレナが故障でいよいよあかんとなった時、妻が悪気なく「中古でも、すごくいいのがあるから(買おうね)」と言いました。
私は思わず涙ぐみながら「中古?また中古!?なんでお父さんだけいつも中古?」と叫んでしまいました。
妻はビックリしたようです。
「あ、お父さんにも車に思い入れがあったんだ」。
その通りです。確かに私はふだん車に執着はないです。何の知識もないし興味もない。
ただよその車を見て、いいなぁ、カッコいいなぁと思うことはあったし、自分の車を顧みて寂しい気持ちになったこともありました。
人生一度ぐらいは、乗りたい車を買ったってバチは当たるまい、そう思っていました。
リーフは電気自動車です。
自分の好きにしていいなら何に乗るかと自問自答した時、高級車や外車は全く頭に浮かばず、「人と違うちょっとこだわりのある車がいい。あ、電気自動車なら乗ってるだけでいいことしてる気になるかも」と思いました。もう20年近く前からの考えです。
息子は「電気だって油燃やしてんだから、その考えは偽善だろ」と言います。
そうかもしれない。いいんです。いいことしてる“気になる”だけで。
一年ほど前に前車を修理に出した時、リーフを試乗させてもらいました。
その時の乗りごごち・印象がとても良かったので、新車を買うならリーフにすると前々から決めていました。
色は妻が決めました。
自分一人ならちょっと派手すぎると躊躇したかもしれません。
フロント(ボンネット)の黒いデザイン「フードデカール」だけはこだわりました。
これだけで数万円高くなるんですが、これを貼ることで見た目がぐっとレアな感じになります。
乗ってみると、やっぱりいいことをしている気がします。
とても気分がよろしい(笑)。
あと、自動運転とは言いませんが、技術の発達は目覚ましく、車間距離やスピード調整は勝手にやってくれる機能がついています。
それなりの値段であり、一部を頭金にローンで払っていくことにしましたが、燃費の悪い車をいつまでも引っ張り慢性的にお金を無駄にしていると思う必要がなくなったので、精神衛生上も良かったなと思っています。