能登地方の地震は13年前の余震とな⁉︎

今朝未明(13日午前2時18分)、能登地方を震源とする地震がありました。
輪島市、穴水町は震度5、金沢市は震度3、マグニチュードは5.5でした。
この時私はベッドで寝ていましたが、妻の携帯の緊急地震速報で目が覚め、その数秒後にガタガタッと来ました。
(緊急速報、ありがたいですね。たった数秒前の警報ですが心の準備ができました。)

その後いろいろ聞き回りましたが、幸いにして大きな被害は出ていません。
能登の我が社の直営農場も、ビニールハウスの損壊などまったくなく無事でした。

ビックリしたのはこの地震が13年前の「能登半島地震」の余震と思われる、という専門家の分析記事を読んだ時です。
2007年3月25日、マグニチュード6.9の揺れが襲いました。
今回の地震は輪島沖の海底活断層が動いたもので、それは2007年の震源地のすぐ横。
言わば13年前の滑り残しが滑った結果だというのです。
余震がこれほど長期にわたるものとは。
新聞には「13年は地球規模から考えるとほんの一瞬である」とありました。
ということは、この後何年も大きな余震の可能性は残るのですね。

能登地震よりはるかに規模が大きく、発生後まだ9年の東日本大震災は、もっと大きなリスクを抱えていることになります。
大きいのが以前あったからしばらくは大丈夫だろ、というのはまったくでたらめな考え方ですね。
防災グッズ、改めて備えておかなければいけないと思いました。