新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出されたのが4月7日で約1ヶ月経ちました。
感染者数はある程度の減少傾向を見せていますが、終息が見込まれるレベルではなく、政府は当初の5月6日ではなく、5月31日まで延長することを決定しました。
この間、政府、各自治体は様々な救済策や生活支援を打ち出してきました。
一番のメインは一人10万円の現金給付でしょう。
また話題性としてマスク2枚。いわゆる「アベノマスク」が印象的です。
まだウチには届いていませんが。
これはまず、1世帯2枚という非常に半端な数、そして不良品が多く回収騒ぎになったことで非常に評判が悪かったわけですが、反政府派の格好の標的になりました。
いや、決して非難されるものではない、と政府を擁護する意見もたくさんあります。
私は愚作だと思っています。理由は後述。
石川県の谷本知事は、マスク購入券を配布し、1戸あたり100枚(2箱)を確実に手に入れられる処置を発表しました。
これは福井県の踏襲です。
(噂ですが、石川県庁内では当初、福井のマネなんかできるかい!という意見もあったとか。もしそれが本当なら度量の小さいことです)
やらないよりはよほどマシ。
しかし、お上の策はいずれもスピード感がなさすぎです。
昨日覗いた「ドンキホーテ」ではマスク50枚入り箱が無制限で山積みされていました。
税抜き価格2950円でした。
そろそろ民間では出るものは大量に出てきています。
転売業者はすでに投げ売りに走っているという噂も聞こえてきます。
マスクはもう1〜2週間もすれば「何を今さら」になりゃせんか。
もしアベノマスクそのタイミングで届いたら目も当てられません。
そして何よりアベノマスクは、その政策にセンスが感じられない。
政治と行政にセンスは無用かもしれませんが、私はとても気になってしまいます。