ファーム菜四季 カボチャの収穫

ファーム菜四季 カボチャの収穫

昨日7月13日、ファーム菜四季河北潟農場でカボチャを収穫しました。

収穫は一連の農作業の中で大きな節目です。
今までの何百何千の作業の集大成であり、ある意味苦労が報われる時です。

人出は多いほど助かるということで、収穫日に設定した13日と14日は本社より3名ずつの手伝い要員を派遣しました。

この日の助っ人に選ばれたのは勤続30年になる西村さん、電算部長の堀上さん、入社一年目のフレッシュレディ志賀さんという、全く統一性のないトリオ。
かえってそこがいいのです。

長梅雨でお天気が心配されましたが午前中はなんとか持ちました。

写真のように、畑は一面カボチャの葉っぱで覆いつくされているので、カボチャの実を誤って踏みつけないように注意しながら進みます。

カボチャは中身がしっかり熟しているのか、外から見ただけではわかりにくい野菜です。
ファーム菜四季の高沢主任が、カボチャのへたの部分の筋の入り方を見ることで収穫適期を見分ける方法を教えてくれました。

3人一組で畑に踏み入っていきます。
一人がカボチャをハサミで切り取り、もう一人にパス。その者がカボチャに敷いてあったお皿も回収しながら、最後の一人にパス。その最後の一人がカボチャをコンテナに入れます。
それが2チーム、計6人。

他に3人が運搬、選別をします。
収穫されたカボチャが入ったコンテナを回収し、乾燥用ハウスに運び入れます。
そこで3玉、4玉、5玉、6玉、8玉、規格外に選別して置いていきます。

朝8時から初めて午前中いっぱい。
約600個のカボチャを収穫しました。

カボチャは鮮度が命!さぁ、さっそく食べてみましょう!!
・・・というのは間違いです。
カボチャは今食べても甘味があまりありませんし、とても水っぽい。
これから「風乾(ふうかん)」することで味を凝縮・熟成させていきます。

お店でカボチャを買うとき、へたの頭のでっぱり部分はカラカラ・カチカチに乾いていますね、コルクのように。
収穫したての時はもっとジュクジュクと汁が垂れるような状態です。
これを1週間から10日くらい、風にさらして乾かすことで初めて出荷できるようになるのです。

とにかく、慣れない仕事で体は疲れましたが、無事、この日の予定を終了することができました。
明日14日は一日中雨の予定なので、収穫はやめて他の作業をすることになりました。
その模様はまたご報告したいと思います。