本日送られてきた「農経新聞」にうちの会社が取り上げられていた。
内容は、システムを卸売会社で共同開発、というものだ。
数年前、四国の高松青果がうちのシステムをご覧になって大きく評価され、ぜひ導入させて欲しいと言ってこられた。
そのままコピーして使ってもらうだけなら簡単だが、同じ卸売会社でも仕事のやり方はいろいろ違う。
また、データをどう処理し、どう分析するかは企業の考え方の反映であり社によって独自のものだ。
高松青果に導入してもらうにも大きくカスタマイズする必要があった。
そのため、うちの電算部長、あちらの電算課長が頻繁に行き来して打ち合わせを行ったし、何よりも高松青果の齋藤良紀社長の熱意・信念がすごかった。
それなりに苦労して、うちの会社のシステムをベースにして「高松バージョン」を作り上げ、なんとか導入を果たした。
数ヶ月前にその運用を見学した時は、うちよりもデータをうまく駆使して業務に活かしている様子を目の当たりにして逆に勉強させられた。
「農経新聞」は青果卸売市場流通の専門新聞である。
社長の宮澤信一氏は知識人で、青果卸売会社の良さも悪さも熟知していらっしゃる。
根本的には青果卸売市場流通を応援してくださる心強い存在だ。
この度、うちを記事に取り上げていただき、感謝申し上げたい。