「青森りんごの会」が開催した「令和2年度青森りんごディスプレイコンテスト」で、我が社がグランプリを受賞した。
「青森りんごの会」は、「一般社団法人青森県りんご対策協議会」が全国の青果卸売会社を会員にして組織する会で、青森県産りんごの消費促進を目的に様々な活動をしている。
この「ディスプレイコンテスト」は、卸売会社を通じてスーパーに呼びかけられ、店内で青森県産りんごの特売コーナーを作ってもらい、そのディスプレイの優越を競うものだ。
全国の青果卸売会社を通じ、128件の応募があった。
受賞結果は以下の通り。
◆グランプリ
丸果石川中央青果株式会社(平和堂アルプラザ富山)
◆準グランプリ
仙台中央青果卸売株式会社(みやぎ生協 幸町店)
株式会社平果(ヨークベニマル)
セントライ青果株式会社(マックスバリュ東海 津城山店)
福山青果株式会社(なかやま牧場 ハート井原店)
福岡大同青果株式会社(イオン ちくしの店)
冒頭、“我が社が受賞した”と書いたが、売場を作ったのはもちろんお店の方であり、我が社は「チャレンジしません?」と声かけしただけである(笑)。
だが、とても喜ばしいことであり、誇らしいことであり、PRすべきことであると思っている。
わが社のりんご担当・川村省吾君は、この企画の募集を知った時、どこのスーパーに話を持ちかけるか悩んだ。
そして出た結論が平和堂だった。
日頃、彼が金沢市内のスーパーを見廻って抱いていたのが“平和堂金沢店の売場作りがピカイチだなぁ・・・”という思いだった。
普段の売場からして、このお店の商品ディスプレイは秀でていると彼は感じていた。
そこでいの一番に平和堂のバイヤーさんに声をかけた。
「やりましょう!」と即決し、1店舗ならぬ、石川県内の平和堂全店で特設コーナーを作って応募した。
結果、金沢店ではなく富山店がグランプリを獲得した。
この会社は総じて売り場作りに対する意識が高いのだろう。
こういう企画は広くPRしたほうがいい。
企画自体が楽しい。
また、お店間の切磋琢磨にもぴったり。
今回参画しなかったスーパーにも刺激になって次回以降の参戦があるやもしれぬ。
そうなるとさらに盛り上がる。
産地にとっても市場にとっても売上増につながりもちろんいい。
まさにWIN-WINの企画である。
こうしたイベント型リテールサポートを仕事にできればさぞ毎日が楽しいことだろう。
いずれは我が社にも専属部署を作りたい。