昨年までは毎年、国税庁の「確定申告作成」ホームページを利用し、PCで申告書を作成して税務署に提出してきた。
しかし、マイナンバーカードとスマホさえあればできるようになったというので、今年はそれに挑戦してみた。
2017年にもPCにPaSoRi(パソリ)をつないでマイナンバーカードを読み取る電子申告をしたことがある。
その時抱いた腹立たしさは今でも覚えている。
電子申告のくせに手順の煩雑なこと極まりない。
あまりに腹が立ったので、以下のようにFacebookに投稿した。
その翌年からはPaSoRiがマイナンバーカードを読み込まなくなり、PaSoRiの不具合なのか設定の問題なのかカードのせいなのかが不明なので紙での申告に戻った。
(今年になってマイナンバーカードの不具合だったことが判明した。ネットで調べても、こちら側の問題を指摘する情報ばかりだ。カードのせいじゃないか!このあたりも私の役所不信が高まった理由だ)
さて今年はどうだったか。
心配性の私は、まず会社のPCで例年通り書類を作り、それを持参して家に帰ってスマホで取り組んだ。
二度手間だが、電子申告ですんなりいったためしのない私としては当然の保険だった。
幸い、接続はすんなりいった。
マイナンバーカードをスマホに当てるタイミングが合わず、やり直しとなることが多々あったが、その程度は許せる。
しかし、何度も何度もパスワードを要求されるのには「またか!」の思いが強かった。
なぜ一回の接続にパスワード入力一度だけで済まないのだ?
おそらくどこかの画面の切り替わりでシステムが分かれているためだろう。
でもそれこそ役所側の都合で、ユーザーフレンドリーじゃない。
そして、無事、申告内容の入力段階に入ったと思いきや、唖然となった。
スマホ専用の入力画面が出ると思いきや、画面はPCと同じだ!
こ、こりゃー小さい。
入力するのに画面を拡大したり、縮小したりを繰り返す。
これ、誤入力が多くなるぞ、と覚悟した。
(後半に続く)