河北潟農場で農作業
小雨が降ったり止んだりの中、子会社の「ファーム菜四季・河北潟農場」でカボチャの定植作業をやってきた。
カボチャととうもろこし
カボチャは「栗大将」と「ほっこり113」という品種である。農作業は一人でやると泣きたくなるが、人数で一斉にかかれば楽しい。この日は農場専属者と合わせ8名でかかったから、予定の時間をはるかに短縮して作業が進んだ。順調に生育すれば7月中旬頃の収穫となる。
とうもろこしの定植も行った。品種は「プレミアムスイート」である。こちらは7月中旬頃から約2週間と短い期間の収穫となる。
筋肉痛は経験の証
参加した社員からは「普段と違った身体の使い方をして身体が痛くなった」との声が聞こえた。実は私もそう。日頃からランニングしたりジムで筋トレをしており、市場の現場の人間よりバランス良く鍛えているつもりだが、それでも農作業の次の日には必ずどこかが筋肉痛となる。その痛みが経験の証である。
農業体験こそ商品知識
参加したのは私を含めて6人だ。最年長が私58歳オヤジ。最年少は19歳新入社員。若手からベテラン社員まで一丸となることに意義がある。…といえば聞こえはいいが、正直、農作業に率先していくタイプの社員とそうでない社員がいる。本当は年に1、2度で良いから、全員が体験した方がいいのだ。自分が販売する品物がどのように作られるのか、農業体験を通じて初めてわかる。その生きた知識が重要なのだ。