金沢マラソン、決行濃厚
金沢マラソンが10月31日に開催予定だ。この1年、コロナ禍でマラソン大会は軒並み中止だったが、今年3月14日に「名古屋ウイメンズマラソン」が成功し、潮目が変わった。金沢マラソンの運営委員会は、名古屋の当日に現地に赴いてまで対策を学んだ。今後、未知の新型変種が想定以上の第5波を巻き起こさない限り、大会は開催できるだろう。
マラソン大会におけるバナナの件
先日、その運営委員会の方々がお越しになった。例年のごとくドールバナナの提供についての打ち合わせである。今期はコロナ対策のため、沿道における給食は、個包装対応のものに限られる。よって、バナナは沿道では支給しない。完走したランナーにゴール地点で配るのみとなった。今回の出走者枠は10000人である。よって必要なバナナも10000人分である。
ドールバナナと我が社の立ち位置
当社は金沢マラソンとドールさんとの仲立ち役だ。ドールは全国各大会のスポンサーとしてバナナの提供をしてきたが、マラソン大会なら何でもOKかというとそうではない。この大会はスポンサーとなる価値があると認めた場合のみだ。価値とは何か。それは、その地でのバナナ販売が今後拡大するという目論見だ。つまり、マラソンにはバナナを無償で提供するが、その後はそれ以上の利益を還元できるということだ。すなわち、当社がドールのバナナをさらにさらに拡販することでお返しするわけだ。責任は重大である。
大会の成功に向けて
しかし長引くコロナ禍で、ドールはこの一年、マラソン大会用の予算組みをしていない。これまでどおりの協賛をいただけるかどうかは今後のお話次第である。しかしなんとか実現にこぎつけたい。世の中は未だにオリンピックができるのかどうか議論しているが、地方行政と民間の大会ではもう結果は出ている。実行可能はあったり前だ。