陽性率0.82%
8月12日から14日まで、金沢市中央卸売市場の水産物の卸・仲卸・市場に出入りする小売業者の授業員を対象に行ったPCR検査の結果が大枠においてわかった。3日間で732人のが検査を受け、6人の陽性が確認されたとのこと。陽性率は0.82%となる。
ここで歯止めを
新たに6人の感染が判明したのは重く受け止めなければならないものの、思いのほか少なくて済んだという印象だ。以前、片町の繁華街で集団検査をしたときは、約3.7%が陽性となった。その率で行けば今回は20~30人も出て、業者によっては営業が立いかなくなるのではと心配していた。これで感染者の一応の隔離が図られ、感染の芽を摘むことができるのならば有り難い。
より一層の心の引き締めが必要
陰性だった人はほっとしたことだろう。が、PCR検査とはあくまでも検査時点で感染の有無を高確率で示すものに過ぎない。100%の正確性を与えるものではないし、将来を保障するものでもない。感染対策を徹底しなければ、また新たなクラスターが発生する場合もある。そして、青果は幸いにして感染拡大は出ていないが、いつなんどき襲われるかわからない。
自身の活動自粛
私は、仕事と離れた趣味の世界において、近々の寄り合いに参加するのをご遠慮することにした。中央卸売市場で感染がまん延していることは皆が知っている。私のところは違いますよと言って我を通すことはもちろんできるし真っ当だ。だが、お仲間の中で内心それは気持ち悪いと感じ、言葉には出せないけれども不快な思いをする方はいるだろう。不要不急ならばこちらからご遠慮するのが無難かな、と思った次第。世の同調圧力に自分もまさに染まっているようになるが、暫くは仕方がないと判断した。