北原早生を園児に贈呈

山川みかんを園児たちにプレゼント

 昨日10月21日、金沢市内の保育所の園児たちに福岡県産みかん「北原早生」が配られた。これは福岡県の南筑後農協から金沢市への贈呈(寄付)活動である。同農協のみかんはいわゆる「山川みかん」と呼ばれ、昔から金沢市場へ出荷される主力みかんとして人気がある。この活動は、金沢の子供達においしいみかんを食べてもらうため、産地のご厚意により、毎年行われているものだ。

感謝状贈呈式

 そして本日、金沢市役所にて、金沢市長より感謝状の贈呈式が執り行われた。平時ならば産地より農協組合長らがお見えになるのだが、コロナ禍ということで今回はご欠席。代理として当社の社長が受け取らせていただいた。

北原早生とは

 昨日、寄付されたのは「北原早生」130箱だ。北原早生は、福岡県が戦略的な温州ミカンとして位置づけしている品種である。糖度の高さは抜群で着色も良い。マルチシートを早期にかけて栽培し、糖度12度以上、酸1%以下を基準とし、高級感ある黒い箱で流通している。価格も高価であるが、食べて納得のおいしさである。今年は極早生が今一つのおいしさだったため、早生ミカンとなってのこれからの巻き返しに期待したい。