二人のMVP
エンゼルスの大谷翔平が米大リーグのア・リーグのMVPを獲得した。しかも全米野球記者協会の投票で30票満票による文句なし受賞である。そしてヤクルトの若きエース・奥川恭伸がセ・リーグCSファイナルステージのMVPに選ばれ、本日の日本シリーズ第1戦でも好投した。
日本の誇り、郷土の誇り
大谷はベーブ・ルース以来の投手と打者の二刀流でどちらも超一流の成績を残す稀代のスーパースターであり、奥川は地元石川県かほく市出身、星陵高校野球部からプロに行った若干20歳の郷土の誇りだ。
いつも笑顔
両者には共通点がある。ふたりともいつも笑顔だということだ。大谷のMVP受賞にチームメイトのM・トラウトは「最も感銘を受けたのは、フィールド上と外での彼の振る舞いだ。日々やることがとてもたくさんあるのに、彼は笑顔でそのすべてをやる」とコメントした。奥川は、プロになってますます素晴らしい選手となったものの、記憶に残るのは2019年の甲子園決勝戦だ。対履正社に敗れた直後も、なんともさわやかな笑顔で最後まで通した。両者とも年齢は私の半分以下だが、私よりはるかに人格者である。
成功の法則
両者のこの素晴らしきメンタルの持ちように、勝利の女神が微笑まないわけがない。万人が見習うべき成功の法則と言えよう。