協議会として初めてのオンライン会議
本日、能登地区での生産拡大を協議する「能登野菜振興協議会」の勉強会がズームによるオンラインで開催された。非常に勉強になり有意義な内容だったのでここに記録する。
テーマ:SNS活用でビジネスを強化する
講師:(株)ドモドモコーポレーション代表 遠田幹雄氏
【要点】
・コロナにより、世の中は「都市集中型」から「地方開疎(かいそ)」の時代に変わる。
・よって、遠隔地で人とつながるノウハウに長じた人や企業が強くなる。
・〝革新〟的なビジネスのとびらは〝雑談〟から生まれることが多い。最初から完璧なプランを目指さず、ハードルの低いSNSを使っての雑談から実践することがまず第一歩である。
①企業は、オフィス内に雑談できるスペースを作るべき
②遠隔地同士で雑談するノウハウ(手っ取り早くはSNSをつかいこなす)を身につける。
・情報発信は、フロー型とストック型の両立が理想。フロー型で釣って、ストック型に誘導する。
●フロー型:情報拡散が早い。刹那的。バズりやすい。ニュースの賞味期限は早くに切れる。 (フェイスブック、ライン、インスタグラムなど)
●ストック型:蓄積ができて、中長期に価値が持続する内容。検索に強い。 (自社ホームページ、独自ドメインのブログ、note、)
●両方の機能を持っているもの:ツイッター、ユーチューブ
・これから始めるには、、「ツイッター」と「note」の組み合わせがおすすめ。
・自分で自分を宣伝しないほうがいい。あくまでも人のため、役に立つ情報を。
・組織で運用するためには、「SNSガイドライン」を作るべき。どういう情報を発信するか、誰が発信者か、NG事項、個人情報保護など
・SNSは流行と廃りが早いので、3年後には何が中心かわからない。フェイスブックは広告ビジネスに傾倒したため敬遠され衰退。インスタグラムもピークを超えた。ツイッターが圧倒的なユーザー数で、再びの盛り返しを見せている。最近では長文ストックがやりやすい「note」を利用する人が増えている。
・ツイッターを重視すべき理由は、グーグル検索にヒットしやすくバスりやすいこと
◎以上をまとめると、現時点でのベストチョイスはHP(またはブログやnote)を少しずつ充実させ、日々ツイッターで雑談的に情報やお知らせを出す手法である。
・余裕があれば複数のSNSで発信する。
・ネットにおける人の三大欲求は「知りたい」「行きたい」「買いたい」であるが、圧倒的に「知りたい」欲求が強い。したがって、最終的にモノを売りたいとしても、いきなり通販サイトを立ち上げるのではなく、「知りたい」を満足させることを狙う。人は何を知りいか、何が役に立つかを考える。
・FAQを作ることは検索をアップさせることの需要なポイント。
・まずは各関係者がツイッターのアカウントを持ち、○能登野菜を扱う「レストランの紹介」○今日の能登野菜 などのつぶやきを初めてみるのが第一歩ではないか。
以上