静岡経済連ご来社

新所長の来訪

 本日、JA静岡経済連の名古屋事務所から、4月から新所長になられた鈴木所長と、実務面での担当窓口である堀内係長がご来社された。新しく所長に就任されたことでご挨拶に来られたわけだが、これまでコロナ禍で人と人が対面できる機会が激減していただけに、ようやく最近、動きが戻ってきた感がある。

各品目各単協の上位団体

 静岡県産の青果物は、とぴあ浜松農協のホウレンソウ、砂糖えんどう、ネギ、馬鈴薯、甘藷、伊豆の国農協のわさび、遠州中央農協のこだわり系野菜など、多品目に渡って年間を通じて出荷いただいている。我が社にとって非常に大切な産地である。その静岡県産の青果物の出荷を総合的に管理しているのが静岡経済連だ。静岡経済連は全国の卸売市場とつながっているため、エリアによって出向所を設け、地区別に管理している(多くの全農県連、経済連は同様な方式をとっている)。

金沢こそ拠点市場に

 金沢はちょっと微妙な地理関係にあり、どのエリアに属するかは全農県連、経済連によりまちまちである。名古屋拠点の中京エリアに入るか、大阪拠点の関西エリアになることが多い。北陸エリアでくくられる場合もある。どのエリアに属そうと、金沢市場として存在感を示すことはとても重要である。存在感が薄いと、全農・経済連からは〝直接の配送しませんから、荷物が欲しければ拠点市場からもらってください〟ということになる。金沢が!拠点市場にならねばならぬと我々は思っているのだから、こうなってはいけないのである。

結局、企画提案力につきる

 パイプを太くする上で重要なのはこちらからの企画提案である。これこれの時期にこの顧客とのコラボで、こういうフェアを開催しましょう、そのために〇〇を特別に調達願いませんか、といった投げかけだ。大昔は荷物を送ってもらってからさあ売ろう!だったが、今や受け身の卸売市場に産地は振り向いてくれない。企画立案型の市場流通への転換が必須なのである。