利家とまつリレーマラソンに若手チームが参加

大会再開、参加再開

 昨日の日曜日、「利家とまつ 金沢城リレーマラソン」が開催された。1周1キロのコースを4人以上で走り、タスキを受け継いで20キロを走破する。コロナで3年ぶりの開催だ。我が丸果からは若手が13人でチームを結成し参加した。結果は131チーム中、59位で中の上である。立派なものだ。何よりみなとても楽しそうだったのがよかった。

今回は裏方に徹する

 私は側面サポートに徹した。レース後は皆で会社に帰ってランチ会をするというので、義弟が経営する「金澤ななほしカレー」のデリバリーサービスを手配した。また、費用支援のため、会社の部長以上の面々にカンパをお願いする口添えをした。

若手世話役の奮闘

 何年か前、私が企画し、参加を呼びかけ、打ち上げの段取りも全てこなした。お揃いのポロシャツまで作って盛り上げた。それなりに成功したと思う。そして、次回からは若手が引き継げばいいと身を引いた。だが続かなかった。私の独りよがりだったかと内心ガックリした。その後は私も臆病になって、企画を組む気が起こらなくなった。ところが今回、若手の山口くんが「リレーマラソンやります。メンバー10人以上集めました。専務も参加しませんか」と言ってきた。先約があったので残念ながら参加できなかったが、とても嬉しかった。こういうイベントものは絶対やった方がいい。やれば得るものは大きく、失うものは何もなく、いいことだらけだ。ただ、お世話役はエネルギーを食う。だから周りが少しずつでも助けてやらねばならない。そして参加する者はお膳立てへの好意と感謝の意を表さなくてはならない。それを続けることで集団は親近感と結束力が固まっていくのだ。

人材の宝庫となる

 とにかく、世話役を自ら買って出た山口くんには感謝だ。ご苦労さんでした。これからもなんとか続けてほしい。また、一緒になってやってくれる仲間を増やしていってほしい。カレー配達してくれた妻が私に言った。「丸果にはいい若者がたくさんいるね」。そうなんだ。一時期にたくさん辞めてしまうことがあって本当に心が痛かったし今も会社は人材面で苦しいのに変わりがないが、今残って頑張ってくれている若い力は会社の宝である。もっともっと増やしていかねばならん。若手の自発的パワーだって素晴らしいのである。やがて必ず、我が社は人材の宝庫と呼ばれる会社になる。リレーマラソンという遊びの場ではありながら、そうした思いを強くした機会であった。