行者ニンニクの醤油漬け

行者ニンニクの醤油漬け

山菜のシーズンです。
特に今の時季に能登地方から出ているのが「行者ニンニク」です。
にんにくとは違うものですがネギ属の植物なのは同じで、
にんにくと似た匂いを発し、高山で採れることから、行者が修行中の活力源に食べたかも・・という連想(?)からこの名が付いたようです。
匂いはにんにくよりも強いくらいです。

おひたし、酢の物、天ぷらにするのが一般的で、焼いてもうまいです。
私は今回、醤油漬けにしてみました。
酒のさかなになりますし、普通にご飯と食べてもいけます。

①能登穴水町産の行者にんにくです。
金沢市中央卸売市場の朝のせりで1巴(輪ゴムで束ねられた分)150円でした。

②茎の赤い部分を手でむしります。
そのままでも問題ないですが、赤い部分はかなり匂いがキツい部分です。
その後水洗いします。葉の根本の分かれた部分に砂やゴミが溜まっていますから洗い出します。

③沸騰したお湯にさっと湯掻きます。
茎の方から入れた後、葉も湯に浸します。
葉を浸して10秒ぐらいで上げていいと思います。

④すぐに水で冷やして締めます。

⑤キッチンペーパーで水をよく切ります。
それから、食べやすいサイズに切ります。

⑥タッパに入れ、醤油5:みりん1:ゴマ油1で合わせた調味料をかけてギリギリ浸るぐらいにします。蓋を閉めて冷蔵庫で一晩寝かして出来あがりです。