本当に大事なことは1時間の集中で決まる

先日、ちょっとしたご縁で株式会社Asian Bridge(アジアン ブリッジ)の代表取締役・小西 広恭社長とお話する機会を得ました。

Asian BridgeはIT企業といって間違いないと思いますが、活動範囲がとにかく多角的ですので私の口からはうまく説明できません。
小西社長は石川県金沢市出身の方ですが、主たる活躍の場は東京だと思います。
まだ40前の若い方ですが、二度ばかりお会いした印象では本当に才気があり芯もしっかりした方だと感じました。

私は、自分よりうんと若い人であっても、何かいいものを持っている人に対しては素直に尊敬の念を持ちます。
天狗だったり高ビーだったりするとクーッと来ますが、謙虚で前向きな若者は大好きです。
小西社長はそんな方でした。

「ほんとにいろんな分野のいろんなことを、人も時間も限られれているのに、よくできますね」と行ったら、次のような趣旨の言葉が帰ってきました。

「本当に大事なことを考えたり決めたりするのは、実はそんなに時間がかかることではないと思っています。ものすごく集中しなければ出来ないけれど、時間にすれば1時間もあれば核心は決まります。核が決まれば、付随してやらなければいけないことが自ずから見えてきます。それをこなすには必然的に仕事量は増えますが、あとは行動するだけです。本当に集中しなければいけないその最初の1時間をしっかり自分で作れるかどうかが、正しい道を進めるかどうかの分水嶺です」

その極めて重要な1時間を大概の人は作れず、日々、目先の忙しさに追われて時間を食い潰してしまうのでしょう。
大変大事なことを気づかせていただきました。