石川県と金沢市が独自に緊急事態宣言

石川県の谷本正憲知事は本日13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県独自に緊急事態宣言を発令しました。
石川県民に不要不急の外出自粛を改めて要請し、県外からの来訪も控えてもらう内容です。
期間は安倍首相が発令した7都道府県と同じ5月6日のGW終了までです。
それにあわせて、金沢市も同様に宣言を出しました。

石川県は感染者数は121人となり、また金沢市の人口10万人当たりの感染者数は16.6人で、これは東京の15.0人を上回る悪い数字です。

谷本知事は3月27日に外出自粛中の東京都民らに向けて「無症状の人は石川にお越しいただければ」と発言し、県民から非常識な発言だと批判され、また4月9日にも岡山県の伊原木知事が「県境を越えての来訪をいま全く歓迎していない」との発言に対し、「岡山県はよく言ったね。来る人を拒むというのは言い過ぎな気がする」と疑問視する発言をしたことがまた県民の顰蹙を買いました。

その名誉挽回といったところでしょうか。
感染者拡大の機をとらえ、独自宣言を発令しました。

この処置自体はやむを得ないでしょう。
とにかく石川県は蔓延スピードが全国ワーストであり、そのほとんどが金沢市だったのですから。
しかし、我が社はまだまだコロナ対策が追いついていません。
先週から慌てて危機対策のマニュアル作りをしているところ。
業務をどう短縮・簡略かできるのか、まだ煮詰まっていないのです。
正直なところ、もうあと数日の猶予というか準備期間があれば、宣言に合わせての会社の姿勢発表ができたのですが。
とにかく、できることを少しずつ考えていくべきですね。

東京市場について、どう対応しているのか調査してみました。
若手は午前早々に帰宅させてるみたいです。
これは明日から対応が大変です。
できることからやらないと。
宣言が出た以上は次は企業の姿勢が問われます。