3日前に「文章が書けない!」とノイローゼ寸前になった私。
次の日とその翌日も会社の雑務で書く時間がなく、本当に暗い気分で臨んだ本日金曜日。
もうわがままさせてもらいます、と、朝から別室の小部屋に閉じこもり、毎日の決裁書類のチェックをすべて放棄して(!)、完全に引き篭り状態で書きました。
3日前同様、朝7時スタートです。
10時まで、筆のスピードはやはり遅いままでした。
しかし、なんとか午前中に2ブロック(全部で4ブロックある)は文字で埋めるまでいきました。
実はもうこのころになると「やばい」とか「どうしよう」とか「苦しい」といった感情は麻痺してしまっていました。
昔の片山まさゆきの麻雀漫画「ギャンブラー自己中心派」の「ふーん」状態に近い感じ。
(わからん人にはまったくわからん世界でしょうね)
すると午後から筆が走り始めました。
筆が走る。もちろん今はパソコンですから、何と言い直すべきでしょう。「キーがボコボコにされる」あたりか。
そんなことはどうでもよろしい。
午後5時、一応、本当に一応、4ブロックが文章で埋まりました。
でも、この時点では、高校時代に夜中に書いたラブレターのような状態です。
当人は精神状態がいかれていますから、素晴らしい名文だ、これで彼女はイチコロだとその時は思っていますが、一晩寝て次の日に起きて、熱の冷めた頭で読み返してみたら、オイオイ、これそのまま渡しちまったらオイラの人生終わっちまうぞ、というくらい恥ずかしい代物です。
一度時間を置いて、明日の朝、冷静な頭になって読み返すまでは油断できません。
でも、とにかく、ひと山なんとか超えた感じはして、ホッとしました。
明日、冷静に読み返すためにも今晩は頭を空っぽにすべきです。
酒かっくらって寝ます。
やっぱ、基本的に文章能力が高くないですから、数日は悶々とする定めでしょうか。
そろそろ後任に替わってもらいたいような、これはやっぱり自分が書き続けたいと思うような。
事業報告書は書くたびにいつも複雑な心境になります。