メガネスーパー・星崎社長の経営哲学

インターネットに載っていたインタビュー記事がとても参考になったのでブログにて記録します(完全コピペはいかんでしょうから、適宜表現は変えました)。

メガネスーパー代表取締役社長 星﨑尚彦氏
(インタビュアー:中竹竜二氏)

外から請われて社長になった時、会社には負け癖がついていた。社員は危機感がないくせに給料が安い、ボーナスがでないと嘆いていた。前社長の周囲はイエスマンばかりで、社員は何をしても評価されない、上司に意見することもないと諦めの雰囲気。社長にも正確な情報が入っていなかった。

業績が悪い会社はやるべきことをやっていないケースが多い。逆に言えばやるべきことをやれば復活する可能性が高い。一番大事なのは社員が自分で考えて実行することである。成功するかどうかは別に、高速でトライアンドエラーを繰り返す。それが当たり前になる風土を会社につくることが重要だ。「私が責任をとるから、やりたいようにどんどん変えろ」と言った。自身がやりたいか、やりたくないかが大事。そう毎日言い続けた。そのうちに成功例がでてきた。次に、成功例を共有するため毎週定期的に全国の幹部らを集めた。

私自身、現場に入った。いまも社員1600人のうち800人は毎週会っている。会議のあとの飲み会もできる限り個別で話す機会を増やしている。おそらく自分以上に社員の顔を知っている者はいない。

ダメな会社は
(1)会議で何も決めない
(2)誰も責任をとろうとしない
(3)決めたことを実行しない
(4)部署を超えた連携がない
(5)リーダーが現場を知らず適材適所に配置していない
 の5点がある。逆にいえば、これらのことをきちんとやれば組織は機能する。