世の中はゴールデンウイークでもあり、ステイホーム週間でもあり、いづれにせよ休むっきゃないわけですが、農業はそうはいきません。
お米は田植え、野菜は定植などで大忙しです。
我が社の子会社「ファーム菜四季・河北潟農場」も、今、カボチャと里芋を定植する時季に来ています。
一気にやり遂げるには人手が必要。
そして、先週まで雨続きで、この河北潟の粘土質は雨が上がって数日しないと畑に入れないくらいグッチョグチョになります。
ようやく乾いたのが数日前。
やるなら今しかない!
というわけでこの日、丸果若手社員を引き連れて農場に行ってきました。
カボチャは品種「ほっこり133」で、順調に生育すれば7月中旬から下旬の収穫となります。
里芋は品種「きぬ乙女」で11月下旬の収穫です。
もちろんファーム菜四季から親会社・丸果に出荷されます。
野菜の生育が社員の成長とシンクロします。
若手社員は、栽培から収穫、販売までを一気通貫で体験することで、青果卸売会社の社員としての知識・自覚・愛情が育まれることと思います。
なんて、偉そうに言ってますが、一番勉強になっているのは他ならぬ私です。
里芋の種芋はどの向きに土に埋めるか知っていますか?
何センチの深さにするか知っていますか?
私は知っています。フフフ。(今日習いました。)
昨年はたった一人でお盆時期三日間、加工用玉ねぎの選別と出荷作業をしたことがあります。
猛暑で、体もしんどくて、何より孤独で辛かったんです。
今日は、まぁ一日だけだったこともありますが、人数がいたので苦にはなりませんでした。というより、とても楽しくできました。
やっぱり、みんなでやる、というのが人のモチベーションを高めます。
これは大事なことです。
本社はどうしても個人の世界に篭りがちです。
部分的にチーム戦にしていくことが集団のモチベーションアップには必要だということも感じました。