突然のブログ凍結で思ったこと

1週間ほど前、ブログを更新しようとスマホでアクセスを試みると「403 Forbidden ご指定のページを表示できません」のエラーメッセージが出て、まったくその先に進めなくなりました。

端末の問題かと、PC、アイパッドなど他の機器で試しても結果は同じ。
プロバイダーの定期メンテナンスかなんかではないかと数日時間をおいてみても結果は同じ。

さて、どうしたものかと途方に暮れました。
そんな時、日産自動車からのメールがたまたま目に入りました。
充電用カードの代金支払いに利用したクレジットカードが期限切れになったため、一旦カードの使用許可を停止したとの通知でした。

もしかして、ブログもこれ?

と思い、契約しているXserberからのメールがないかと検索してみると、、、
あったあったありました。
契約した時の登録メールアドレスは最近使わなくなったやつだったので見落としていました。

クレジットカードの有効期限を設定しなおしてポチっとボタンを押すと、ものの数秒でブログ及びブログの更新サイトが復活しました。
こんな簡単なことなら、エラーメッセージの替わりにそのガイダンス画面出すようにしてほしもんだ、と思いましたが、約1週間ぐらいの悶々が解消されました。

話はちょっと飛躍しますが、今回の件で思ったことがあります。
このクレジットカードによる決済問題、気が付かないうちに失効していて、本人の意思に反してサービスが受けられなくなったり、逆に、もう必要がなくなったサービスなのに決済を切っていなかったために延々と料金を払い続ける羽目に陥ったりというケースがかなり起こるのではあるまいか。

だれも私のプロバイダー契約のことなんて知りません。
極端な話、今、自分が突然死した場合、その月額料金は延々と支払われ続けることになります。
死んじゃったのに!

ツタヤのモバイルレンタルは月額950円だったか?
これも私が解約しないかぎり、延々と引き落とされます。
私の妻がその存在に気付き、契約解除をするには、いろいろ調べたうえで電話をかけ、かなりの時間と労力を費やすことになります。
でもそれが自動引き落としのすべてかなんて絶対にわかりません。

どこかで聞いたのは、あるおじいちゃんは、死後何十年も税金を払い続けていたことが発覚した、というニュースでした。
死して数十年に渡り、社会に奉仕してきたじいちゃん!
笑い話では済まされないかもしれません。

今の世の中、クレジットカード番号させあれば、なんでもちゃちゃっと決済できて便利ですが、後始末というか尻ふきまで想定しているとは思えません。
入り口は広いですが、出口が狭い。
とても複雑に思います。
人間は忘れますし、忘れたり死んだりしたら“無”ですから。

この、死後の契約問題は、この先に必ず大問題となるでしょう。
インターネットによる電子決済の歴史は浅いので、この問題が起こるのは先の話です。