金澤市場人錬成塾卒塾式

山野金沢市長を囲んでの記念撮影

本日、金澤市場人錬成塾、第三期塾生の卒塾式がありました。
晴れて14名の塾生(水産卸4名、水産仲卸3名、青果仲卸2名、市場冷蔵3名、金沢市職員2名)が卒業しました。

塾生のカリキュラムは1年であり、本来は年度の区切りの3月か4月に卒塾しなければならなかったところ、コロナ禍で3か月程度活動が一切できず、卒塾式もそれだけずれ込んだ格好です。

例年、塾生にとっては4月から10月ぐらいまではいわば“インプット”の時期で、いろいろな人に講話してもらったり、各地に出向いて視察したり、または合宿をしたりして見識を広めます。

11月から3月まではいわば“アウトプット”の時期です。
いままで吸収したことを踏まえて自分なりにテーマを掲げ、将来の市場がどうあるべきかを自分なりにプレゼンします。
ああでもない、こうでもないと、脳みそが“ウニ”になるまで考える必要があり、このアウトプット期の方が塾生にとってはしんどい時期です。

しかし、今期は、そのしんどいアウトプット期がコロナで吹っ飛んでしまった(=空白になってしまった)ので、リセットされてしまった頭をまた6月から再稼働させるのはとても大変だったと思います。

にもかかわらず、だいたい皆、頑張って成果発表をしました。
特に、この一週間でグンッと仕上げてきた子が数人いたのには感心しました。
私は一週間前のリハーサルの出来を見て、たまらず最後にこう言いました。
「このままでは恥かくよ。ちゃんと声出して練習してきな。100回やりな。本番通りに声出さないと、必ず本番では頭の中真っ白になって失敗するよ。反対に100回やったら体に染みついて前にエネルギー出せるようになるから」。

-量が質に転換する-
これを塾生には知って欲しかったのです。
たぶん、数人の子にはわかってくれたと思います。

ともあれ、ご卒塾、おめでとうございます。

私は、第一期委員長を務めました。
熟生に勉強してもらうのが錬成塾です。
しかし一番勉強になったのは、他ならぬ自分自身だったと、今感じています。
いいお話を聞けたり、体験できたり、素晴らしい機会に恵まれました。

残念なこともあります。
今回、丸果から卒業生を出すことができませんでした。
錬成塾を支えてこられた指導者の皆様、塾生のみなさんにも申し訳なく思います。

錬成塾を三年間やりました。
この市場には人材がたくさんいる、ということを確信しました。
もう上下関係はありません。
これからは、同志として共にがんばっていきましょう。