商興特報に学ぶ社員を育てる重要性

会社のことを考えるとき、今一番危機感を覚えるのは、人を育てていないということである。
人材育成に対する意識が低い。
これは自分を含めての反省だ。

今の業績もさることながら、未来もずっと発展していけるための種を播いておくことが現執行部の責務だ。
その最たるものが新しい人材の登用と養成である。
今の陣容が実力不足であることへの嘆き、怒りを社員にぶつけるのはお門違いだ。

そう考えていた折、下記の文章が目に止まった。
会社で購読している地元企業の動向誌「商興特報」のコラムである。
発行する社の方が書いているのだろうが、本当にいつも良いことが書いてある。
無断で恐縮だが、下記に記録させていただく。

魅力ある目標が人を育てる

商興特報11月10日号

人を育てるという信念がありますか。
人を集めるという目的は、より大きな目標に向かい、それを達成していく為なのです。
まず目的を定めたならば、大切なことは、部下を育てることであり、部下を幸せにすることを考え方の基礎・中心として、姿勢に表すことなのです。
部下を育てる原則とは何か。
それは「目標を明確にし、自信を持って会社と社会に貢献させる」ということ。
そして部下に対して、たぜこうするべきなのか、その目的をはっきりと知ってもらうこと。
それから、それを理解させるために、いかに判り易くするかという努力が必要です。

【感想】
会社の発展には部下を育てることが必須であり、部下を幸せにすることを考えの中心に置けと言っている。
そのために目標を明確にして部下にわかりやすく説けと言っている。
社員軽視の真逆の考え方である。
社員が会社で働くことに心からやりがいを感じ、会社への貢献を大きな喜びと考えること。
それが実現すれば、会社は放っておいても良くなっていくだろう。
社員の幸せを第一に考え、わかりやすく話す。
簡単なようで容易いことではない。
でも、私はできると思っている。