個人的な2020年(令和2年)10大ニュースの仕事編である。
赤の他人の10大ニュースほどどうでもいいことはない。
が、これは自分の記録が目的のブログなので、自分のために書く。
第10位 丸果野球部が復活、金沢日曜野球連盟のレッドリーグ戦に参加
3勝3敗1引分というまずまずの成績を残した。
第9位 金澤市場人錬成塾が3期をもって区切り
水産の若手と知り合えたことは良かった。この事業を揶揄する人がいるらしいが、真摯に取り組んだと自負している。
第8位 西出氏によるワンオンワンミーティングがスタート
金沢大学客員研究員として当社に関わって下さった西出靖さんとの契約を更新し、社員間のコミュニケーション向上を目的とする「1 on 1 ミーティング」を始めた。継続中であるが、社員の本音がいろいろと伝わってきている。
第7位 11月の野菜、過去5年間で最低の単価
それまで堅調に推移してきた野菜だったが、11月に入っての好天続き・台風等自然災害なしの環境で潤沢すぎる出回りとなり、単価は軒並み大きく下落。特に大根や白菜などの重量野菜が低迷した。12月も尾を引き、11月と12月でそれまでに蓄えてきた利益をすべて吐き出した感があるほどの厳しい販売状況となった。
第6位 若手の離職と教育
若手社員の退職が相次ぐという会社にとって大きな問題に直面した。コミュニケーション不足を埋めるのこともさることながら、仕事の意味をもっと知ってもらおうと、外部の力に頼らない社内研修を実施。山本部長が全面的に講師役を請け負って地道な教育活動をつづけた。若手社員の反応は好評だった。
第5位 ファーム菜四季穴水農場で、アスパラ事業始まる
いしかわ農業参入支援ファンド事業の採択を受け、穴水にアスパラガス栽培のためのハウスを8棟建設。収穫は再来年からとなる長丁場だが、大きな一歩を踏み出した。
第4位 改正卸売市場法が施行
2年間の経過措置を経て、改正卸売市場法が6月に施行された。卸売市場にとっては、第三者販売・商物分離の自由化、自己買い受けの禁止が解けるなどやりようによってはかなり大きな改革となる一方、民間でも新規に市場開設ができるなど、より競争が激しくなる可能性もはらんでいる。
第3位 コロナ禍で、巣ごもり需要と業務需要に明暗
新型コロナウイルス感染により全世界の生活・経済が一変。非常事態宣言が出され、外食産業は壊滅的打撃を負う。これにより青果卸売業界では業務需要が大きな痛手を被る。具体的には妻物類の販売が極度の不振となった。一方で、外に出歩かない人々は普通に食品スーパーで買い求める傾向が強まり、いわゆる「巣ごもり需要」が起こり、一般野菜の販売は好調となった。
第2位 厳しい決算で創業初の経営赤字
一年を通じての野菜価格の低迷により収益が伴わず、2020年3月期の決算で創業初の営業赤字を計上。非常に不本意な結果となった。
第1位 6月の株主総会後に新体制、会長・社長・専務に就任。
松本社長が代表取締役会長に、大西専務が代表取締役社長に、私が専務取締役に就任した。