個人的な2020年(令和2年)10大ニュースのプライベート編である。
本当はプライベートで10個も思いつかなかった。
所詮自分の生活なんて平坦なものだ(自虐笑)。
また、繰り返すが赤の他人の10大ニュースほどどうでもいいことはない。
あくまで自分の記録として、自分のために書く。
第10位 父91歳、母82歳となる。
もうこの年になると、一年一年の積み重ねがニュースである。
本当は自分が58歳になったことの方が驚きであるが。
第9位 伯母の施設に入居に付き添う。
父の生存するただ一人の姉が一人暮らしは危なすぎると施設に入居。本人は嫌がって最後まで抵抗されていた。息子(私の従妹)は、東京在住でコロナ禍により金沢に来れず、私と家内が入居手続きに付きそう。その日にまた住まいに戻れると思っていた伯母が、もうこれで施設から出られないと聞かされ、なんとも悲しそうな顔をしていたのが忘れられない。
第8位 料理を学ぶ
むりやりの8位で、いつの何が10大ニュースに入ったいう類ではない。料理について何も知らないというのは、この業界で働いている人間としてはどうなのか、ということにこの年になって気づき、妻に手ほどきをうける。妻との関係性も良くなり、いいことばかりである。もっと早くに始めておけば良かった。
第7位 次男は姉からリモートでの家庭教師
コロナ禍で進んだオンライン会議、リモート会議。姉は、全く自学しない私の次男を心配してくれ、遠く小田原よりスカイプを使ったリモート家庭教師をやってくれる。おかげで次男は数学だけはクラスでトップに成績を(1回だけ)修めることができた。
第6位 長男がコロナ禍で長期帰省
合宿免許を取る目的もあって8月に帰省した長男が、コロナ禍により結局年内金沢に居続ける。大学の授業はすべてがオンライン。こんな教育がいつまで続くのか?
第5位 長唄・端唄充実の一年
長唄では囃子・笛と共演した勧進帳が分不相応なすごい経験であった。端唄は楽器がかなり上達し、いちおう手習いをしているというレベルにはなっており、人生の楽しみの一つに加わった。
第4位 ブログが一年継続
毎日更新を目標に始めた当ブログが、9月をもって一年間継続達成した。毎日更新とは表面上だけで、本当は数日間まとめて書くのを繰り返すやり方だが、400投稿を超えた今ではそれなりに達成感がある。また、アウトプットによる自己の見識の向上も感じられている。
第3位 父が遺言状を整備
父が北國銀行の仲介を得て、遺言状を法に則ってきちんと整えた。一応、来るべき時が来ても途方に暮れずに済むのでよかった。
第2位 日産リーフを購入
長い目で見ると単なる買い物に過ぎないが、自分にとっては人生初めての新車で、人生初めて「欲しい車を買った」。9ヶ月経った今でも、リーフに乗るのはとてもいい気分である。
第1位 妻の試練
9月に事が発覚し11月に大きな試練に見舞われたが、なんとか克服。元気に歌を歌う生活に戻ることができた。周りの人々のおかげ。お知らせを持ってきてくれた末松さん、アドバイスくれた中村君、長期に渡って助けてくれた姉など、多くの人に支えていただいた。
※わたし的には、メンタル面でなかなかきつい一年であった。
これからもそれは続くかもしれない。
が、この年になって人間的に成長しているという実感もある。
乗り越えて、実りある新しい年としたい。