今年の大晦日はミイヒ復帰とカーフキック

大寒波で大雪警報が出たが金沢はそれほどの積雪でない。
心配をよそに意外と大丈夫だったということは昔からよくある。
金沢は災害から縁遠い有難い街だ。少なくともこれまでは。

昨日のうちに締め飾りを飾り、風呂掃除をし、神棚掃除も済ませた。
なので大晦日はほとんどすることがなかった。
せいぜいがフランス料理店「マキノンチ」の40000円のお節料理を引き取りに行ったこととスーパーに年越しそば用の海老天を買いに行ったことぐらいで、あとはダラダラできた。

実は夜は夜で家族の一人が酒に酔って勝手に怒り出し、手がつけられなくなるアクシデントがそれなりに大変だったのだが、まぁまぁ一晩経って何事もなかったように終息したのでここでは触れない。

大晦日のささやかな楽しみは紅白と格闘技である。
紅白を流し見しながら裏番の格闘技を録画しておき年が明けた深夜に見る。

今年の紅白のMy Attentionは嵐のラストステージ・・・ではなくNiziU(ニジュー)のファーストステージだった。
デビュー前から長期休養していたミイヒが出るかどうか。
先日Mステで復帰し、昨日のレコード大賞にも出ていたので多分大丈夫だろうと思っていたが果たして登場してくれた。
嵐はこれをもって活動休止、ミイヒは活動再開である。

まだ10代の若いガールズグループでありながら9人のメンバーは歌と踊りのレベルが極めて高いし、ビジュアルも良い。
しかしかつての欅坂46の平手友梨奈のような絶対的センターはいない(あえて作っていないのかもしれない)。
センターをもし作るとすれば一番「すわりがいい」と私が感じていたのがミイヒであった。

ミイヒの足は今もマッチ棒のように細く、間近でみればおそらく骨と皮状態だろう。
休養の理由は拒食症か何かか。
まだまだ本調子ではない感じだが、とにかく復帰は喜ばしいことだ。
(還暦近くのおっさんが何ともミーハーなことを書いている。)

次は格闘技。
近年のビッグイベントは「RIZIN(ライジン)」である。
メインは朝倉 海 vs 堀口恭司。
1年半越しの再戦であり、前回と立場は逆転、チャンピオン朝倉海に、怪我による長期欠場明けの堀口の対戦である。

この一年の朝倉海の成長ぶりは目覚ましく、下馬評では1年半前とは真逆で朝倉有利の声が大きかった。
しかし結果は・・・カーフキック!

一夜にして「カーフキック」は格闘技ファン最大の注目ワードとなった。
別に新しい必殺技ではなく、古くからあった技術だ。
ただふくらはぎを蹴るだけの見た目も地味な技。
しかし今後数年、カーフキックが格闘技界のトレンドになることは間違いない。
昔、UWFによってメジャーとなった「アキレス腱固め」を思い出した。

紅白とRIZIN。
一年の最後の日を歌謡ショーと格闘技でまったり過ごす日本人の嗜好性とはどういうものなのか。
考えてみれば不思議だが、私は毎年素直にこれにハマってしまうのだ。