アーモンド事件のトホホ顛末

1月20日に起こった愛車アーモンド事件は一応次のように解決した。

ディーラーを訪問し、10万円の見積りを受けた翌日、少し頭が冷めたので、知り合いの鈑金屋さんに電話した。
昨年9月13日のブログにも書いたカナザワ鈑金の辰野さんである。

事情を話すと「ああ、うちでもやれますよ。ディーラーさんほどお金はかからんでしょう。時間も1~2日でなんとかします」と言ってくれた。
すぐに持ち込み、台車もあてがってもらった。

その二日後の今日、修理完了の知らせがあり引き取りに行った。
やはりかなりの大修理だったそうだ。
内側の蓋をパカッと開けて、中をガバッと取り出し、分解して、逆さに振って(笑)、アーモンドを出す。

「10粒前後だろうって言ってたとおり、全部で11粒でした」
と辰野さんは笑いながら写真をくれた。

ディーラーの見積りより安くすんでよかったが、それでもかなりの費用がかかった。
たかがアーモンド11粒で大枚出費だ。

トホホ…とはこんな時にこそ漏れてくる嘆息だ。
死語かもしれないが、この心情はトホホ…以外に何と表現できようか。

前回(1月20日)は、アーモンドと日産の設計者をディスったが、もちろん八つ当たりであり、この悲しみ、怒りは誰にぶつけられるものでもない。

ポジティブにとらえよう。
コロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロという音をもう聞かなくてもいいのだ。
これを幸せととらえ、今まで当たり前と思っていた愛車の静寂を、今後は感謝を忘れずにかみしめながら運転しようと思う。

ああ、バカだった。
(今もバカだが。)