もし知人が逮捕されたら
自分の知人が逮捕され、新聞に載るというのは人生でそう何度もないだろう。当然驚きもするし、残念であったり辛かったり悲しかったり、その人との関係性で様々な感情が起こる。
犯罪の動機、犯罪の心理
犯罪や事件というのは、でき心であったり、トラブルであったり、その者の心や性格に問題があったりとこれまた様々である。人間的には善良であっても、その際の精神状態、飲酒などの状況、薬物云々など、諸々の要件が絡んでひとくくりにはできない。
取り返しがつかないことの怖さ
しかし、起こしてしまった以上、その人の人生は大きく変わらざるを得ない。被害者がいるならば、その人(または遺族)への罪滅ぼしや保証が生涯にわたるかもしれない。これまで積み上げてきたものが一瞬にして崩壊し、その後の生活や信用が台無しになってしまうかもしれない。その人に家族や友人がいるならば、その人達にも苦難が降りかかるかもしれない。たった一度の過ちで、一生に及ぶ苦難、無念、痛恨の思いが降りかかる。ここに人間社会の怖さ・難しさを思う。
自らへの戒め
それでも世の中では犯罪、事件が起きている。もし知人が当事者となったならば、それは即、自分への戒めとしなければならない。人を恨まず、人を憎まず、何事も道を踏み外さず、欲に溺れず、謙虚に生きる。萎縮もよくないが、軽はずみな行動のないようにしたい。そして、もし知人がそうなったら、その人の更生と再生を心から願いたいと思う。