■週の概況 第24週 6/7(月)~ 6/12(土)
【全体】
降雨と日照不足により、野菜は葉茎菜類を中心に数量減の単価高となったが、この週は数量が一旦回復し、相場は落ち着きを取り戻しそうだ。とはいっても安値感が出るほどではなく、しっかりした価格レベルは維持するだろう。その分、今まで潤沢安値だったトマトに注目が集まり、動きは活発化する。春野菜から夏野菜に移行する過程で、産地端境期を迎える野菜(大根、ニンジン、白菜など)はこの週も品薄感があり、強含みとなる。逆に馬鈴薯や玉葱は今が上期のピークで、この週を過ぎると徐々に減少に転じるので今が売り時となる。
この週は石川県産のナスや梅が顔を見せ始め、加賀野菜の赤皮南瓜が初荷を迎える。果実でも地物の西瓜・小玉西瓜が始まり、野菜・果実ともにいよいよ地物のシーズン及び夏商戦の始まりの感が強くなる。
【野菜】
葉茎洋菜類では、ひっ迫高騰したレタス、キャベツは長野産の入荷も回復する。ブロッコリーは県内産に加え長野産も増量する見通しだ。白菜は端境期で価格は上げ。菜類ではほうれん草が入荷の回復の兆し。愛知産のシソは需要も高く価格は保合だ。
果菜類では、梅雨で減少した胡瓜・ナスが回復し、価格も下げ。ピーマンは高知産が終盤で品薄感が出るだろう。豆類では、枝豆が岐阜から入荷。県内産の千石豆がピークを迎える。福島産キヌサヤは終盤を迎える。茗荷は高知産が増量する。週後半に打木赤皮甘栗かぼちゃの入荷がスタートする。
根菜類では、大根が青森産の作型の切り替わりで減少。人参も端境期で少ない。馬鈴薯は潤沢な入荷で値ごろ感も出る。長芋は青森産、生姜は高知産・和歌山産から順調な入荷で、気温上昇に伴い需要も向上だ。季節商材では、らっきょうは終盤、梅は和歌山産がピークで県内産も徐々に数量が増加する。
【果実】
国内果実では、いよいよ県内産の商材が目立ち始める。週前半に小玉西瓜、後半には大玉スイカが開始だ。桜桃は紅さやかを中心に佐藤錦も入荷だが例年よりも不作傾向とのこと。メロンは青肉系、赤肉系が潤沢。ぶどう類ではデラウェアーが徐々に増加し、巨峰やピオーネも入荷する。いちじくは梅雨で数量の減少が見られる。ハウスみかんは愛知産・福岡産・佐賀産の入荷。
国外果実では、バナナを含め入船遅れが散見される。グレープフルーツ、キウイは安定した入荷。アボガドはメキシコ産が減少傾向となる。友好ムードを背景に、台湾産のフルーツが人気で、パイナップル、ライチ、マンゴーの動きが良い。
