母のワクチン接種

スムーズな運営

 日曜日、母のワクチン接種に行ってきた。母は体が不自由なため引率は必至。病院の駐車場が満杯の可能性を考え、私が運転し病院入り口につけ、妻がすばやく車椅子をセットし母を降ろす万全の体勢をとった。しかし病院前は日曜日ということもあってガラガラ。その後もまったくストレスなく、ごく短時間で1回目を終えた。ワクチン開始期こそ全国各地で混乱があったが、今はどこの病院もノウハウを集積し、スムーズに接種が進んでいる。今回もまた、半年後に振り返れば、あのパニックは何だったのだろうということになろう。

ワクチン接種はメンタルヘルス

 母に聞くと、注射を打つまではドキドキ緊張していたという。そして終わった今は安心感で穏やかな気分とのことだ。やはり、コロナで人の気持ちは意識無意識は別として不安に苛まれているのだ。ワクチンの安全性は怪しいものだ。今後どういう副作用が発覚するかわからない。現にそのリスクを重くみてワクチンを打たない人も多い。しかし、多くの人はワクチンによって安心感を得る。特に高齢者にとっては、まだ明らかでない副作用のリスクよりも、精神の安定の方が重要だろう。一週間後は齢90を超える父の番だ。

休日返上の医療従事者に感謝

 母はかかりつけの開業医さんで予約を取り、そことは違う総合病院での接種を指示された。しかし行ってみると待っていたのはかかりつけのお医者さん。効率面での処置なのだろうか、先生は自分の医院ではなく総合病院に出向いて自分の患者にワクチン接種をしてくれたことになる。しかも本来なら休みの日曜日に。休日返上で本当にご苦労様である。医療従事者の献身によって市民の健康が守られている。