親戚の17、13回忌
本日、親戚の法事に行った。姉の嫁ぎ先のお母様の17回忌と、姉の息子の13回忌である。お母様は2005年(平成17年)7月に76歳で他界されている。まだお若く聡明でいらした。本当に優しい方だった。
そして姉の息子は、言うまでもなく私にとっては甥である。それもたった一人の。2008年(平成20年)4月、二十歳の若さで他界した。横紋筋肉腫という10万人に一人の難病だった。極めて優秀で、人間的にも素晴らしく、家族親族にとってかけがえのない存在だった。天の配剤とはいえなんと酷な仕打ちかと思った。家族親族にとってこれ以上ない悲しみだった。昨年が13回忌の年だったが、コロナ禍で法要ままならず、一年遅れてのお経となった。
いつまでも在りし日を忘れないことが供養。自分の生き方を見つめ直して、逝ってしまった方の分まで誠実に生きていきたい。
ホテルで昼食
せっかく集まったのでせめてもと、法要が終わった後、食事会をホテルでとった。レストランは、コロナ対策で仕切りを作り、ウエイターは完全フェイスシールド、食事も大皿ではなく細かいものまですべて個食化しており、丁寧なおもてなしだった。それでもまだまん延防止期間から時間が経っていないためか、店内はかなり空いていた。金沢では中心街にあるこのホテルですらそうなのだ。一般の飲食店はかなり厳しいだろう。それでもこうして心のこもった対応をされるとこちらの気分も暖かくなる。もう数か月もすれば状況は好転しているだろうか。地域みんなで支え合う社会を作りたい。