年に一度の総会
一昨日の22日、石川県食品協会の総会に出席した。石川県内の食品に携わる企業が相互利益のために組織するのが「石川県食品協会」である。毎年一度はホテルで総会が開かれ、この一年の事業報告と決算、新年度の活動目標と予算が決められる。
当社も販路拡大の波に乗れ
この協会で取り組む活動で一番目立つのは、県外への販路拡大の機会作りである。県外の実需者とのマッチング機会を作り、そこに出店することで新規顧客の発掘を狙う。ときに海外に向けての販促プロモーションが開催されることもある。こうしたイベントではどうしても「加工食品メーカー」が主役となる。社のような流通業者は、「自分のもの」「自分の作ったもの」という商品がほとんどないため、なかなか出店の機会が得られない。なので、残念ながら、当社は石川県食品協会の具体的な事業への参画はこれまでほとんどなかったと言って良い。言わば、総会のような場にたまに顔を見せる程度であった。だが、それでは企業としてあまりに消極的と今後は態度を改めるべきかもしれない。発想によっては、流通業者でもサービスの提供はあり得るのではないか。その可能性を知恵を絞って生み出さねばならない。
優良従業員表彰
もう一つ、この総会に出席すべき動機があった。会では、会員企業に長年勤めあげた有料従業員を皆で表彰する制度がある。それに今回、当社の吉倉次長が推薦されたのである。自社の社員の晴れの舞台だ。彼は私の幼馴染であり、小学・中学時代の同級生でもある。会長・社長を差し置いてでも、臨席したいと思い、出席を申し出た。本当に朝早くから真面目に業務に取り組んでくれていて頭が下がる。この度は本当におめでとう。