億劫な30km走
金沢マラソンまであと3週間とちょっととなった。2年ぶりに42.195kmを走らななければならない。そこで今朝、トレーニングで30kmジョギングに挑戦することにした。たとえゆっくりでも、30kmは覚悟がいる。前もってこの日にやるぞ、と思っていないと取り組めない。そして、やると決めたら余計なことは考えず、朝起きてさっさとスタートするが吉だ。ためらうと最後、一気にやる気を失う。30km走とはそれほど億劫なものだ。
飽きないコース
今朝は雨がかなり強く降っていたが、決めたことなのでビニールの雨合羽をかぶって出発した。YOU
TUBEで観ようと思っていた番組を数時間分、オフライン保存しておいて、音声だけ聞きながら走る。1kmあたり6分ちょっと、30kmで3時間半ほどかけて走るから、政治ネタの硬い話からお笑い芸人のトークまで、飽きがこないように番組構成をしておく。見る風景がなるべく変わるよう、犀川往復15kmコースから浅ノ川に移動し10km走る。最後5kmは金沢城~兼六園周辺を廻って自宅までだ。
ロング走の必要性
マラソンを確実に完走するためには、何度かロング走をこなしておく必要がある。だいたいレース10日前までに30km走を2~3本、20km走をやはり2~3本踏んでおかないと不安が残る。今年は9月8に続き2回目の30kmだ。20kmもすでに4回完了sした。ロング走は例年になく本数をこなしたことになる。ただし、インターバル系の練習は皆無なので、例年より足が鍛えられているわけでもない。
なぜ走るのか不明ながら今年も走る
マラソンは10km、20km、30kmで体の負荷が大きく異なる。30kmになると、ゆっくり走っても足が棒になり、体の芯に疲労が蓄積する感じがある。本番はこれプラス12.2kmも長く走るのだ。フルマラソンは何度やっても体力の限界を感じる。なんで一般市民にこんな高いハードルを課すかね?なんで自分はこんなしんどいことを今年も続けるのかね?もう二度と走るか…と毎度思いながら、今年もまた走るのである。