社内電算研修会に参加
遅れに遅れていた我が社のコンピュータ新システムがようやく稼働できるめどが立った。2月からスタートできる見込みである。今は連日、社員を数班に分けて、使い方研修を行っている段階だ。私は伝票入力などの事務作業を直接やることはないが、まったくのど素人ではまずいので、本日末席に混ぜてもらった。
遅れに遅れた新システム
遅れに遅れていたのは外部要因である。とっくの昔に発注しており、ソフト面はとうに出来上がっていた。しかし半導体の世界的品薄にせいで、ハードが全然揃わなかった。ここだけの欠品でなく世界的な欠品ならば納品業者は免責になるらしい。当初予定の1年以上も旧システムに縛られた。
完全オリジナルの自信と矜持
新しいシステムはよくできている。わが社のシステム上の自慢は、完全オリジナルの自社設計であるということだ。コンピューター屋のパッケージソフトではなく、我が社の実情に100%対応させた完全オリジナル。そのまま他社に適用できるものではないが、それでも広く出回っている大手メーカーのソフトよりは絶対に利用価値があると思っている。高松青果さんはそれを認めて下さり、当社ソフトを高松仕様にチューンナップして使っていただいている。
電算部の労が報われんことを
新システムが順調に稼働し、狙い通りの効力を発揮してくれれば、業務の効率化、時間短縮、ペーパーレスをかなりのレベルで実現できる。今、会社で問題となっている長時間労働も何割か解決できるかもしれない。堀上部長を筆頭に我が社の電算部メンバーが何年にもわたって磨き上げてきた新システムが無事にスタートすることを心から願うばかりである。