またも北陸に雪が降る
こちらはまた大きな積雪となった。金沢市には大雪警報が出された。数日前の予報ではそこまでひどくなく、今回ちょっと意表を突かれた感じだ。最近は天気予報の精度がちょっと落ちていないか。降る降るといってほとんど降らず、前触れなくどかっと来ることが重なっているような。お天気予測が信じられなくなるのは、仕事上も生活面でも極めて困る事態だ。
雪かき貧乏性
最近降る雪はサラサラですぐ溶けるし、軽いので雪かきも比較的楽だ。しかしあっと言う間に10センチ程度積もる。我が家は高台だから中心市街より一段雪深い。油断すると車が出せなくなるので、こまめな除雪が必要となる。暇さえあれば家の前を雪かきする私を見て妻はそこまでしなくてもと呆れているが、早朝の私の出勤、母を送迎する介護施設の車の出入り、受験の息子の出入り等を考えると心配でそわそわしてしまい、何度もやるはめになる。雪かき貧乏性だ。
一種の異常気象か
こんなに寒い日が続く2月は記憶にない。これでもかと寒波が襲来する。1回の積雪量でもっとひどいのは過去たびたびあったが、いつまでもやまず終わらずが今年のパターンだ。約1ヶ月前にまとまった積雪があった時、能登のファームの農場長と『もう今年の雪はこれで終わりだね』なんてお気楽なことを話し合っていたが、その後何度も除雪するはめになった。大外れである。
市井の生活レベルがあらわに
雪が積もると、街中の民度があらわになる。貸し駐車場はたいがい沈没している。土地のオーナーは除雪までやろうとしない。月極めは借り手の責任ということだろう。借り手は借り手で、自分のスペースだけしかやらない。よってパーキングの出入り口はとても汚くなる。開店営業するさまざまな店舗も除雪レベルで大きな差ができる。人員の都合もあろうが、お客を迎え入れようと真摯なお店はやはりこぎれいに除雪してある。民家は空き家かどうかがすぐにわかる。アパート、マンションになると管理人と居住者の意識レベルで大きく差ができる。
雪かきで近所交流
悪いことばかりではない。日曜になると、近所の人たちが総出で家の前を除雪する光景が見られる。現代では失われたご近所との交流が復活する感じでほのぼのとする。除雪は時にはよいものだ。だが、やはり今期は多すぎた。もう十分だ。さすがに今回ので雪は終わりと信じる。これで外れたら気象予報士の無能を呪い、異常気象の進行を憂うしかない。