良い習慣の身につけ方

私の良い習慣

 私の習慣の中で、世間一般に一応良いこととされているものを上げてみる。
1.早寝早起き
2.禁煙
3.運動習慣(ジムで筋トレ、外でランニング)
4.読書習慣
5.日記とブログ
6.勉強習慣7.モーニングページ

特定の人のおかげで身についた習慣

 1と2が習慣化したのは特定の人のおかげだ。早起きは、ある方よりも少しでいいから早く出社しておきたくて身についた。遅れちゃいか~んと思うプレッシャーだ。早起きのために必然的に寝る時間も早くなった。禁煙が成功したのは、某先輩にバカにされたくなかったという動機による。禁煙に失敗してその先輩に大笑いされるのを想像すると、それは絶対に嫌だ、という強い思いが湧いた。今となっては恩人である。

イフゼンルールで身についた習慣

 3と4は健康と教養のために習慣化したいと漠然と思いながらなかなか定着したかったものだ。最近はいわゆる「イフゼンルール(IF-THEN)」で続けられている。休みの朝、起きたらジムに行く(または外を走る)。風呂に入って湯船につかったらキンドルで本を読む。

日々の記録なのに全く意味合いの違う2つの習慣

 5は日記とブログで用途が違う。日記は自分のための備忘録である。事実だけ書けばよいと思っており、後々に参照する可能性あってのものだから、検索を一瞬でできるパソコンで記録しておくことが必須だ。完全に実用的なものであり、死ぬまで誰にも見せる気はない。対してブログは自己表現で、本心ではたくさんの人に読んでもらいたい。だが今はあえて広めずにコソコソと書いている。

「みんチャレ」で継続する習慣

 6は(今は)簿記2級の勉強である。資格を取るという具体的目標を掲げるが、本来の目的は会社の会計に精通するためである。簿記2級の勉強は過去何度も何度も挫折している。この分量は腰をおろして取り組まないとできないが、毎日の勉強時間確保に失敗してきた。最近はアプリのおかげで光が見えてきた。「みんチャレ」といって見ず知らずの人とネット上でチームを作って、お互いの習慣を励まし合いながらすすめるものだ。チーム全員がその日の習慣を達成すれば褒めてもらえる。それだけなのだが、孤独にやるより遥かにモチベーションが維持されるのにびっくりしている。7は最近始めた習慣で、瞑想の代わりになるものかなと思っている。これも「みんチャレ」で習慣化を図っている。モーニングページは頭がスッキリする即時効果は感じるものの、それなりにハードなので、孤独な取り組みは100%続かないという確信がある。

キーポイントは〝人〟

 3、4、5(日記)は自分のためだが、残りすべては自分以外の人物あっての継続になっている。持続できるかどうかのキーポイントは〝人〟の介在だ。これはおそらく、個人の習慣に限らず、仕事においてもあてはまるだろう。会社は昔から「個人商店の集まりでバラバラである」と言われてきた。チームとなって共通の目的に向かい、相互に監視し合うと同時に励まし合う組織にならねばならぬ。そのためにもまず自分の習慣で成功体験を積み重ねることにしよう。