金城大学短期大学部で講義VOL5

5回目の金城短大

 昨年もほぼ同時期(2021年6月28日)に講座をもたせていただいた(昨年の6月29日のブログに報告あり)。金城大学短期大学部のビジネス実務学科2年生を相手にする授業である。今回で5回目だ。担当教官の越野先生が「初めてお会いする2年生ですから、昨年と全く同じ内容で構いません」とおっしゃるので、楽して2点を除いて同じ内容で臨むことにした。

目いっぱい真面目に講義

 変更した2点とは、一つはコロナ禍とウクライナ情勢を食料事情と絡めた話を挿入したこと、もう一つは講義中盤でやっていた販売ゲームをやめたことだ。販売ゲームは毎度好評だったが、後半、話す時間が足らなくなって授業が消化不良に終わってしまっていたから、今回は思い切って遊びをやめ、めいっぱい講義にしたのだ。

結果は失敗

 結論。くやしいことに、手ごたえとしては今までで一番ダメな授業となった。やはり90分というまとまった時間では、起伏のある展開を作らなければ単調になる。クイズ形式で進む展開も、それだけだと学生は飽きてくる。明らかに後半は失速感が出た。

面白さこそが存在価値

 中身を欲張りすぎたことが原因だ。これもあれも全部盛り込むのは、講師の自己満足に過ぎない。受け手はそこまでのキャパはない。おそらくは自分が話したいことの2割ほど分量を減じ、これだけは!というポイントを絞ってこそ学生の心に残る。私の講義内容など所詮付け焼き刃の借り物に過ぎない。90分間学生が飽きずに聞けて、ああ面白かったと思ってくれることこそが私にとって重要だ。

人に影響を残す喜び

 よって今回は失敗と自己採点する。次回もしチャンスがあれば雪辱を期す。越野先生が一つ嬉しいことを教えてくれた。昨年受講した学生の一人が、私のシミュレーションゲームに刺激を受け、学祭の模擬店舗で「あの講師が教えてくれたように、仕入原価と販売単価をしっかり設定して、学祭で大きな利益を出すんだ」と意気込んでいたそうだ。面白い授業ができれば必ず誰かに影響を残せる。それこそが人材育成の喜びであり醍醐味だ。