金沢マラソンは感じることが盛りだくさんにあったので2回に分けて書くことにします。
今回、高校の同級生である水冨君が発案し、「金沢大附属高校32回生」のお揃いのTシャツを作成しました。シャツの前面には「楽走倶楽部 金大附高32回生」、背面には「RUN to LIVE, LIVE to RUN!」と印字されています。
同じく同級生の中村君が闘病中ながらもマラソンのトレーニングに打ち込んできたことから、皆で同じTシャツを着てお互い励ましあいながら走ろうじゃないか、ついでに、走らないけど応援してやろうという人にも買ってもらって、全体で盛り上がろうじゃないか、という趣旨で始めたプロジェクトです。
今朝は7時30分からスタート地点からほど近い秘密の場所(笑)に集合しました。
実際にレースに出場するのは5名、Tシャツ着用の応援組は4名、Tシャツは買わなかったけど応援に来た人2名の計11名が集い、スタート前のしばしの時間、さながらミニ同窓会のように盛り上がりました。
(この他、遠方に住む同級生にもTシャツ購入に乗ってくれた者が何人もいます。)
8時からはランナーの奥さんも加えて記念撮影を行いました。
そしてランナー組はスタートブロックへ、応援組は応援しやすいポイントへ。
応援組の中には同級生以外にも、それこそ息子さんとかもっと大事な人が出走しているわけで、言わば応援のかけもちをあちこち移動しならがやるわけですから、そりゃあもう大忙しです。
これはランナーが今どこら辺を走っているかを検索できる「位置情報WEBサービス」ができたから可能になったわけで、後々レース結果を振り返ることもできて、マラソンの楽しみ方が広がったように思えます。
(一時サーバーダウンもしたようですが・・)
それとレース中に応援組のやりとりしたラインが(後で見て知ったのですが)秀逸の面白さでした。
やれ今誰が前を通ったとか、やれ山中教授がアンパンマンの格好して走ってる(後にこれはガセと判明(笑))とか、これを見ているだけでレース中は飽きません。
楽しみ方に幅がでてきているようです。
天気はあいにく雨、それも時々どしゃ降りでした。
ランナーは好きで申し込んでるわけですから雨が降ろうが槍が降ろうが自業自得ですが、応援する人、お手伝いする人は本当に大変だったろうし、寒かったろうと思います。
でも、今回出走した同級生は全員完走できました。
私は終盤あまりに苦しく地獄を見ましたし、竹村君は私よりずっと強いのに足がつるトラブルがあって歩いてゴールという無念の結果でした。
でも、終わってみれば、走った人も応援した人もとても楽しい思いができたようです。
金沢マラソンも5回を数え、イベントとしてはすっかり成熟した感があります。
一方で、金澤クラブの山田社長が指摘されたように、沿道の人は年々減っているという実態もあります。
次回あたりは曲がり角かもしれません。
でも、今回の同級生企画であるとか、ライン等を使った楽しみ方のバリエーションなど、工夫をすればまだまだ盛り上がる余地があります。
まだ終わったばかりですが、もう来年のことが楽しみになってきました。