恐怖の20万円爆弾

年末年始は物入りとよく言われますが、今年は半端ないです。

まず、大学一年の子どもにかかるお金として
1)下宿先の年間管理費が194,000円
2)大学への寄付金が200,000円

1)ですけど、12月に引き落とすってやめてもらえないでしょうか(苦笑)。
または月割で引き落としてもらったほうがダメージが少ないです。
ちなみに「館費食費」というので80,000円ほど別途かかっています。

2)大学への寄付は「任意」と書面には書いていますものの、応じるまで何度も郵便が来ます。
これはほとんど強制に近い、と諦めるに至りました。
私は依然、子どもの通う中学の後援会会長(平たく言えば寄附金集めの保護者の会)をやっていました。
そこで体感したのは、寄附金をいかに全員から集めるかが学校運営の肝であるということです。
でも、一口20万円は爆発力がでかすぎませんか。

さらに、なんでこの時期に?と泣きたくなるような事態が起こりました。

3)IHクッキングヒーターが壊れ、新品取り替えに230,000円
4)家全体を暖める灯油ストーブが壊れる。見積もり197000円

3)正確に言えば魚焼き器がまったく作動しなくなりました。
使えないまま何ヶ月か我慢していましたが、やはり毎日の料理にはどうしても必要です。
ぐだぐだ引き延ばすのは特に妻のストレスが溜まるので思い切って取り換えました。
その支払い期限がついこの前でした。

4)ストーブは年末最大の誤算でした。
ボタンを押すと温風が出て家の中を暖かい空気が巡回するタイプで17年ぐらい使ってきたものです。
ボタンを押してもうんともすんとも言わなくなりました。
修理を頼みましたが、すでに必要な部品は製造中止(これは本当に家電の世界ではお決まりの文句ですね)。
設計士さんに相談しても「いやあ、よく持った方ですよ」と言われ、逆に新調を諭されました。
これが工事費込みでこの金額。

この4件だけで80万円の出費です。
他にも年末年始特有の細かい出費、例えば年賀はがき代とかお歳暮代とか外注のおせち料理代とか、を入れると楽に大台突破です。

ところでどいつもこいつもなんで20万円前後なんでしょうか。

これが1件で100万円になると、おいそれとは払えません。
そのもの自体を諦める、または縁を切ると選択になります。

その点、20万円というのは絶妙のラインです。
生活や社会との関わり上どうしても必要となると「うーん痛いけど仕方ない。
なんとかしなければ」となります。

いや、今回にしても総額100万円になるので、一度にまとめて来られたら何件かやめることにしたかもしれませんが、一週間か半月間隔でボン!ボン!と来たものですから、すべてにやられました。

1)は来年も来るでしょうが、2)3)4)はこれ1回限りのはずです。
今年が一番苦しかったと考えることにしますが、来年以降はまた別の恐怖の大王が降って来るかもしれません。