丸果の子会社である農業法人「ファーム菜四季」の河北潟農場が本日9日、新年の作業初日を迎えたので様子を見てきました。
ご覧の通り、今の時期は露地の畑はな〜んにもなし。
春から夏にかけては南瓜が、秋にはブロッコリーが大量に植っていて青々としていました。
今年、南瓜を作るかどうかはまだ確定しておりません。
穴水農場の方は契約栽培で販売先も予め決まっていましたが、河北潟の農場はそれに追随した形であり、必ずしも昨年うまくいったとは言えないので、慎重に考える必要があります。
さて、今日の圃場にはだ〜れもいないのか?と思いきや、皆、ハウス内にいました。
大根菜の収穫をしています。
ハウス内はやっぱり外気よりも暖かく、ポカポカしていました。
昨日まで正月休みだったといっても、社員たちは何度も訪れては様子をみに来ています。
農業は完全に休むというのがなかなか難しい世界です。
河北潟の土はものすごい粘土質です。
雨が降るとグッチョグチョになり、長靴に着く土は水で洗い流してもなかなかとれません。
今日、物置小屋とハウスの間を歩いたら、長靴がズッポシ地面に入り込み、足が抜けず、バランスを崩して倒れ込んでしまいました。
思わず手をついて踏み止まり、体全体が泥沼につかることは免れましたが、あやうく大惨事になるところでした。
この土は農産物作りには決してよくはありません。
この地で農業を続けていくならば、土壌改良は避けて通れません。
今、河北潟の正規の社員は3名。
この21日からさらに一名増えます。
というより、その新しい人材こそ今後の河北潟農場のキーマンです。
昨年は陣容面でも試練があり、皆体を酷使して頑張ったのに結果の伴わない苦しい一年を過ごさせてしまいました。
農業とはかくも難しいものかと心底思いました。
今年こそは作る喜び、お金になる喜びを働く皆に感じてもらいたい。
そう切に願っています。