高松の魚

高松の魚

出張で香川県高松市に来ています。
高松青果の齋藤良紀社長のお招きにより、市場関係の方々の前でお話しする機会をいただきました。その模様はまた後日に。

さて、この日の晩は魚介料理のお店でご馳走になりました。
高松の魚介は言うまでもなく瀬戸内のお魚です。
瀬戸内は小魚が美味しく、また種類も多いそうです。

出てきた刺身盛りを見て思わずニンマリしてしまいました。
金沢と全然違う‼️
オコゼの姿造りのインパクトが凄すぎるせいもありますが、もう見た目からして金沢の刺身の姿とは全く世界が違います。
食べても思いました。
金沢と全然違う‼️
金沢の刺身は“シャキッ”とした感じですが、こちらのは“ホワッ”というイメージ。
全く意味がわからん比較でしょうが、私の食感ではそうなのです。
良い悪いではありません。

刺身に関しては、正直どんな地に赴いても心の中では「やっぱり金沢が一番だな、よその地で期待しても仕方ない」と思います。それだけ身内びいきが激しいのが金沢人の特徴です。
しかし、この日の高松のお刺身は美味しかったです。
金沢の刺身とはまったく別物の美味しさでした。
まったく別の美味しいものですから、食べていてとにかく楽しかったです。
食の喜びの大きなものに、初めて接する驚きがあります。
瀬戸内のお魚は魅力一杯でした。
香川はうどんだけじゃないんだ。
当たり前ですが、こんな思いを改めて認識したこの日の夕食でした。

新型コロナウイルスに対し市場は

新型コロナウイルスの陽性反応がもし卸売市場内で働く者に出たらどう対処するか。
これは早急に方針を打ち立てておかねばならない。
生鮮食料品が大量に集まる食の拠点が卸売市場だ。
こういう危機管理マニュアルに従って、こう対応しております!と即座に毅然として答えられれば世の中は安心してその後も支持してくれる。
逆に右往左往してしまうようだと不安を与え風評被害も産んでしまう。

陽性反応が出た人間はどうするか。
いやその前に、社員が元気な頃から、体調管理と衛生管理をどう設定しているか。
発熱など体調が崩れた社員に対してどうするルールになっているか。
陽性反応が出た場合、その部署・その売場・その企業はどうするか。
その者が品物を扱う立場だった場合、その商品はどうすべきか。

気分や独断ではなく、科学的に、行政官庁・保健所・市場開設者との連携を密にした上で、行動基準を打ち立てておかねばならない。
各企業が企業内マニュアルを整備する必要があるものの、その前に、市場全体のルール決めをする必要がある。

私見だが、たとえ陽性反応の社員が卸・仲卸で出ようとも、市場は休市にはせず営業を継続すべきだ。
この日の時点では、感染は飛沫・接触によるものであり、食品を介しての感染は認められていない。
したがってその社員が商品を扱ったからといって、外に出ていったものを自主回収するなどは過剰反応だと思う。
だが、それも早急に議論して決めればいいこと。
何度も言うが、態度を早く決めることが今は一番大事なことである。

青果物の週間情報 【2020-W09】

■週の概況 第9週 2/25~2/29

【全体】
 産地状況としてはまずまず潤沢であり、高値の品目は見当たりません。この週は概ね保合で動き、週末にはひな祭り需要で豆類や椎茸・胡瓜といった特定の品目の引き合いが強まります。また鍋物需要は終息し、煮物・炒め物具材が売れ筋に移行します。以上が通常の流れであり例年のパターンです。
 ここに今年の異常事態、新型コロナウイルス問題が覆いかぶさるので事態は複雑となります。観光や集会が軒並みキャンセルとなるため外食産業及びその納め業者がダメージを負うのは必定。反対に家食が復活するので一般市民向けに生鮮食品を提供する店にとっては追い風になります。品目別にみれば国内産の主要野菜はどちらかといえばプラス、妻物など特殊商材は業務需要が多くマイナスの影響を受けます。経済全体を見れば間違いなく憂慮すべき事態ですが、日々の市民生活を支えるため、今こそ市場業界が真価を発揮する時です。

【野菜】
 葉茎菜類は総じて潤沢で安値安定傾向です。白菜は九州産中心となりやや底上げ。キャベツは大玉傾向。ネギは石川県産がついに切り上がりそう。ほうれん草・小松菜といった菜類は潤沢です。アスパラは国内産も出てきて輸入物と併せ量販期です。きのこ類は保合ながら原木椎茸は秀品が減り切り上がりも例年より早くなりそうです。
 果菜類はひな祭り需要に合わせて売れは良くなるものの出回る量も増えるので全体的には保合予想です。ピーマンとナスは平年に比べ量が少なく堅調な相場。トマトはやや鈍い動き。豆類はひな祭り需要で週末強くなる可能性があります。
 根菜土物類は春系を前面に気分一新の展開を図ります。大根はようやく長いトンネルを抜ける光が見えた感じで底上げへ。人参は例年になく潤沢増量の春商戦となりそう。さつまいもは勢い良く出てきており安値潤沢。このため値ごろ感強く拡販に向きます。馬鈴薯は道産残量については品質への懸念もあって大きく低迷、逆に新物九州産は需要に満たず高値となっており、両者の格差が大きくなっています。

【果実】
 国内果実で売り込むべきはイチゴです。2番花のピークにあたり量が年間で一番多い時期です。柑橘類は全体的に動きは悪く、特に八朔・いよかんなど皮剥きに手間のかかる品目が苦戦です。せとかは入荷ほぼ終了です。りんごは高値安定傾向で、残量との兼ね合いから今後も高値基調が続く見通しです。
 輸入フルーツは今のところ目立った変化はなく商品構成も変わらず。ただしバナナは需要期に入ることに加えフィリピンの土壌菌問題により今後は数量の大幅減が見込まれ、中期的には上げの可能性が高いです。またコロナウイルスのため中国港湾でタンカーがストップしており、中南米産の輸入フルーツについて、日本仕向けの物流にも今後影響が出てくると思われ、これまた中期的には予断の許さない状況です。

ねえ卸売市場って必要なの?

市場流通という仕組みは絶対に必要だ。
なくなってはならない。

でも金沢の市場が生き残る保証はないよね。

金沢から市場が消えたら店に大根が並ばなくなるぞ。

そりゃしばらくは混乱するけど1ヵ月もしないうちに正常に戻るよ。

どゆこと?

他県の市場からいくらでも供給されるってこと。

・・・

いや!やっぱり金沢の市場はなくならない!

なんでそう言えるの?

金沢には金沢の食文化がある。それを支えられるのは地元の市場だけだ。

ふーん、ところで金沢の食文化って何?

はぁ?そ、そりゃノドグロとか加賀野菜とか。

ノドグロと加賀野菜が金沢の食文化か。しれてるね。
やっぱ金沢の市場、なくてもいいんじゃね?

・・・

これは、実際の会話ではなく、私が作った会話です。ラインの画像もフェイクです。今度27日に香川県高松市でやらせて頂く講演の冒頭でお話しするつもりで考えました。

もちろん、ここに書いていることは、そうあってはならない、という一種の反面教師の意味で書いています。
ただ、ぼんやりしてると消えてしまうよという自戒を込めて考えた会話です。

卸売市場は必要です。
金沢市中央卸売市場も必要であり続けます。

自社版営業スキルアップ研修

自社版営業スキルアップ研修

今日の午後より1時間、営業社員ほぼ全員を集めて自社版「営業スキルアップ研修」を開催しました。
講師役は3人で、嶋田野菜統括部長、山本営業開発部部長、石野係長です。
3人には先日、東京で行われた農経新聞社主催のセミナーを受けてきてもらいました。
その内容については2月6日付けのブログに書いてありますが、ようするに産地用と小売用の企画提案書を作るものです。
さあこれからが本番です。
社内に広めてこそ成果が出ます。

今日は初回。1時間の自社セミナーでしたが、中には居眠りする者もいました。
壁は高いです。
現時点では企画書提出を義務化してません。
とりあえずはやり方を説明しただけで終了し、自主性にまかせます。
今から1ヶ月して、作り出す者は何人いるでしょうか。
もしかしたらゼロかもしれません。
一人でも出たら、その者は特別査定をつけてもいいくらいです。

とにかく、うちが発展していくためには社員がスーパー社員になるしかない。
不撓不屈で取り組みましょう。

高校卒業もうすぐ40年ってああた…

昨日は高校時代の同級生有志が集まってのミニ同窓会でした。
一応わたしは金沢大附属高校の卒業32回生の学年幹事で、大きな同窓会になると取りまとめ役になったりします。(*´∇`*)ゞィャァー。

さて、私たちは来年、卒業して40年となります。
40年。。。しばし呆然としてしまいます。
おっさんおばさんのレベルを超えてじいちゃんばあちゃんのエリアに突入ですかね。
ともかく、来年は「卒業40周年同窓会」を開催する年です。
一年以上先の話ですが、少しずつ少しずつ準備を重ねていくのです。

1)開催日を令和3年のどのあたりに持って行くと集まりやすいか。
2)場所は金沢か、東京か、もしくは別のところか。
(一応今までは、5年おきに石川と東京で開催し、今回は石川の番となっていますが決まりはありません。)
3)金沢の場合、会場は次の2つの方向性が有力。
①駅前のホテル(遠方からの日帰り参加者も楽だから)
②温泉旅館で1泊(日帰りも可能な近場の温泉とし一次会の時間も早めに設定)

目下一番大事なのは、できるだけ多くの同級生と連絡が取れる体制を整えることです。
中には「もう過去の友人とは縁を切りたい」と考える人もいるので、コミュニケーションとるのにをごりごり押すことはご法度です。
でも逆に、「今まで疎遠だったけどそろそろ旧友とまた会ってもいいな」と思うようになるのも我々世代の特徴です。
今回は、せめてお知らせぐらいは届けたいと思うので、せめてメールアドレスぐらいはほぼ全員分を把握したいと思っています。

私たちの代の担任の先生はもうお一方しかご存命ではありません。
ちゃんとできるときに、ちゃんとやっておかないと。

マルエーMD研究会 基調講演(岩出雅之氏)

マルエーMD研究会 基調講演
「常勝集団のプリンシプル
〜自ら学び成長する人材が育つ心のマネジメント〜」

岩出雅之氏
帝京大学スポーツ医科学センター

リーダーの資質とは=足らざるを知ること、即ち無知の知
自らが変わり続けることが必要。
時代とともに必要なリーダー像が変わっていっている。
自分が勝ちたい勝ちたいと思っていたら勝てなかった。
選手を幸せにしてやりたいと思ったら勝てるようになった。

インティグリティ(高潔)
風通しの良さ
明確な方向性
失敗への寛容な風土

管理と放任の間にある
今の人たちは管理されるのを嫌うが放任ばかりでもだめ。とても難しいバランス感覚。
指導者の役割は「気づかせること」「分かり合うこと」
今は引っ張れば引っ張るほど溝ができていく。
指導をするな、商談をするつもりで。

幹部リーダーを通して組織をコーチングすることが大事。ティーチングではなく。

不満の多い組織…奴隷のような指示命令
若い人たちを楽しませることが大事。=Play=内発的動機

話をするんではなくて問いかける
話をしても成功体験を話しているだけで相手に身にはならない。
選手に選手を教えさせる。お互いにコーチング。組織ではみんながティーチャー。

自己能力の自己評価
30% 40% 30%
O O D A を回す Observer見る Orientわかる Decideきめる Actionうごく
2017年度のテーマ「楽しむ力」

学びて然る後に
「足らざるを知る」
ー欲求と理性の共同作業ー

9連覇時、岩出監督は4年生に対し「とにかく、1年生に対してはラグビーをやることが楽しいと思わせることに全力を傾けろ」と命じたそうです。
上から奴隷のように扱っても辞めていくかパフォーマンスを落とすだけ。
なんと4年生が便所掃除したそうです。
(今回、このエピソードは語られませんでしたが、以前、氏の講演を聞いたマルエーの山本会長から教えていただきました)

マルエーMD研究会はまじめで立派な会である

年に一度のマルエーMD研究会総会が開催されました。

日時:2020年2月18日(火)15時30分〜
会場:ANAクラウンプラザホテル金沢

スーパーマーケットがベンダー企業に自社のPOSデータを開示し、それを利用して効果的なマーチャンダイジングを分析・立案する試みはいろいろやられていますが、マルエーさんこそは老舗であり、しっかり機能させているおそらく唯一のスーパーだと思います。

年に一度、その成果発表も兼ねて開かれるのが「マルエーMD研究会」です。
会の後半は盛大な懇親会ですが、前半は「優秀事例発表&表彰式」と著名人による「基調講演」というのが毎年お決まりのパターン・・・でした。ん?

実は今年は優秀事例発表&表彰式がありませんでした。
これはMD研究会が発足して初めてのことと思います。
山本一郎社長に伺ったところ、近年は『発表会のためのMD実証』が多く、形だけで中身があまり伴わないプレゼンが増えてきたので、一度リセットするためにも今回は表彰をなしにした、ということでした。

というわけで今回、会の前半は基調講演だけであり、その分例年より1時間遅い時間から会は始まりました。
今回の講演は帝京大学ラグビー部を前人未踏の9連覇に導いた名将・岩出雅之氏で、演題は「常勝集団のプリンシプル〜自ら学び成長する人材が育つ心のマネジメント〜」でした。
この内容については明日にでも書こうと思っています。

今回、表彰はありませんでしたが、日々の仮説・検証はしっかりやっています。
これはとてもまじめで立派な姿勢です。
マーチャンダイジングの分析・立案はとても労力のいる仕事です。
こんなまじめで立派な態度だからこそ、地元の雄・マルエーにはずっとずっと繁盛し続けて欲しいと願っています。

金沢PHP経営者友の会創立40周年…の準備会

金沢PHP経営者友の会創立40周年…の準備会

会員として参加させていただいている金沢PHP経営者友の会が来年創立40周年を迎えます。
毎年、5年ごとの節目には一般開放のイベントを開き、著名人を講師に招いての勉強会とします。
40周年イベントはまだ1年以上先のことですが、今のうちから準備をしなければと、今回準備委員会が開かれました。

まず一番に決めなければいけないのは講師です。
・PHPの趣旨やイメージにそぐわなない人ではないこと
・名が通っていて集客力があること
・ギャラがそこそこであること
こうした条件を併せ考えてとりあえず候補者をリストアップしました。
HT氏(元政治家)
KS氏(スポーツ事業人)
MR氏(国際政治学者)
MS氏(大相撲解説者)など。

私がびっくりしたのがギャラ(出演料)の相場です。
えっ!THさんって300万円もするの?
じゃあ以前Sさんを100万でお願いしたのって破格の値段だったんですね。
CKさんなら150ぐらいだそうです。
・・・などなど。みなさん高いです。

ただ、こうした値段はどういうルートで依頼するかで全く変わってくるそうで、うまいコネを使えば上代価格の半値になることもザラだそうです。
原価なんてない世界ですから極端です。

ここで原点に立ち返り考えてみます。
そもそもこの会で著名人を呼んで講演してもらう目的は何か。
PHPは松下幸之助の経営哲学を学ぶのが本来の目的ですが、講師がその趣旨に沿った人物か、といった検討は特にありません。
とすると客を呼べれば誰でもいい、となるでしょうか。
でも、別にこれで儲けようなんて思いもありません。

①盛況な会にすることでこの会の存在をアピールする
②日頃の活動に刺激を与える5年に一度のカンフル剤
③思い出作り
私がパッと思いつくのはこのくらいです。

目的意識としては低い?
いや、別に高邁な精神で取り組まなければいけない縛りもないはずです。
なので私としては
④楽しいからやる
を付け加えたいと思います。
誰を読んだら楽しいか、これを一番の物差しにして選定作業にかかることにします。
そう思うと楽しくなってきました。

青果物の週間情報 【2020-W08】

■週の概況 第8週 2/17~2/22

【全体】
 4月下旬並みの暖かさが続き、生育の前進化は止まることなく、おしなべて潤沢な入荷を見込みます。この週は前週よりも入荷量は増加し、市況は全体的に弱含みもしくは弱保合となります。消費面では新型コロナウイルスに対する世情不安から社会に活気なく沈滞ムードにあるものの、人ごみを避け家庭内料理に回帰する面もあります。また春系商材を中心にひな祭りに向けた需要もそろそろ高まることから、青果物の販売は決して悲観することなく積極的な売り込みをかけていきたいものです。

【野菜】
 葉茎菜類は安値品目が多く潤沢な流れです。白菜は依然として低価格路線。キャベツは前週に一時急騰しましたが一過性だったと思われます。ネギも潤沢安値の感が強く地元産が例年になく量が残って出続けています。ほうれん草は以前よりは若干高値に回復しての販売を予想。ブロッコリーは低迷脱して相場が回復。堅調な販売です。レタスは潤沢値ごろ感あり、量販向けのタイミングです。アスパラは春芽と呼ばれる国内産が平年より前進出荷で出始め、安価な輸入物と二本立てで流通します。きのこ類では能登の原木椎茸が温暖化の影響か例年より切り上がりが早そうな気配です。
 果菜類は前週より増量し価格を下げる品目が多いですが、平年と比較しても堅調なレベルをキープし、ひな祭り需要に対し売り込みをかけていくには程良い状況と言えそう。高かったキュウリも適正な水準にまで価格を下げるでしょう。暖冬で煮物商材よりもサラダ野菜の方が訴求力が高く、レタスなどとともに果菜類は全般に追い風です。
 苦しいのは根菜土物類です。特に馬鈴薯の不振は過去にも例がないほどで、北海道産の残量は多く品質面でも不安があり、その余波で九州離島物も価格が下押し傾向です。玉葱も馬鈴薯ほどではないにせよ平年に比べ安値傾向です。中国産剥き玉の入荷減少は実際に起こっているものの、国産玉ねぎの市況を押し上げるほどではありません。さつまいもは安値で数が潤沢なので需要の喚起しだいでは面白い商材になります。

【果実】
 国内果実はいちごが順調な入荷となり平年並みに数が揃います。店頭398円売りも比較的容易に作れる量が期待できそう。もう一方の主役の柑橘類は、せとか・はるみなど種類が豊富である上に主力のデコポン・いよかんは潤沢で価格は一段下げられる見通し。主役級が揃って値ごろ感が増すので大いに売り込みたいところです。逆にりんごは徐々にCA貯蔵物に切り替わるタイミングで、貯蔵量は例年より少なく高値基調となっています。キウイは安定した入荷で、メロンは日照不足で少なめの入荷が続きます。
 輸入果実も柑橘類が需要期です。主役は米国産オレンジですが、マンダリン(タンゴ)やミネオラなど種類も多々あり、グレープフルーツ系のメロゴールドはこの週には米国から食味の良い“完熟物”が登場するのでお勧めです。ブドウも赤系・青系の種なしブドウがチリから入ります。