澁谷弘利氏の自叙伝 先日他界された澁谷工業代表取締役 澁谷弘利氏の著書「心に青春を~夢は大きく足元は盤石に~」を再読した。2014年(平成26年)6月に北國新聞社から発刊された書だ。氏の生い立ちから経営者として達成した […]
カテゴリーアーカイブ:読書
本の要約:アドラーの嫌われる勇気と幸せになる勇気
岸見一郎、古賀史健 共著 【1 嫌われる勇気】 人の行動は原因論ではなく目的論 人は、過去の原因によって行動するのではない。今の目的によって行動するのである。原因を気にするのではなく、目的に気持ちを向けるべきだ。 人の […]
書評:高市早苗 著「美しく、強く、成長する国へ。」
総裁選ドンピシャ本 高市早苗 著「美しく、強く、成長する国へ。-私の「日本経済強靱化計画」-」を読んだ。なんせ今、自民党総裁選が熱い。9月17日に闘いが始まったわけだが、本書はその2日前9月15日を発売日に設定した、ま […]
書評:コンテナ物語
グローバル経済を推進したもの 私が子供の頃は、輸入品=高額のイメージだったが、今や廉価品、安物がしっくりくる。なぜか。メイドインチャイナは人件費が安いから?いや、それはもう過去の話だ。私の仕事である青果物流通にいたって […]
読書: 岡本 太郎 「自分の中に毒を持て」
自我と意志が突出した偉人 1988年に出版された芸術家 岡本太郎の人生論だ。異様なテンションで“芸術は爆発だ”と叫ぶテレビCMがあまりに有名で、「天才だが変人」のイメージが強く、常人とはかけ離れた感性の持ち主と思ってい […]
櫻井よしこ著「赤い日本」:書評
怖いタイトル「赤い日本」 櫻井よしこ氏がインターネット「言論テレビ」で放送した対談内容を書籍化したものである。6つの対談が掲載されており、そのうち5つが中国問題だ。特に第1章は、日本のマスメディアが長年に渡って中国から […]
ミシュランガイド北陸2021
ミシュランガイド北陸版発売 ミシュランガイドの北陸版が発売された。富山・石川・福井のレストランと飲食店が347軒、宿泊施設が49軒選ばれている。この本は影響力が大きい。☆が付いた店には予約が殺到する。 石川・金沢の強さ […]
書評:弓と禅 オイゲン・ヘリゲル
外国人哲学者による禅の体得記 ドイツ人オイゲン・ヘリゲルが、弓道を通じて禅の精神を会得していった体験記である。ヘリゲルは哲学者であったが、はじめ、禅による神秘的な思想の神髄をまったく理解できない。一時は、師・阿波研造が […]
私だけの「力道山伝説」他:書評
プロレス本3冊 泉野図書館から3冊の本を借りた。①力道山対木村政彦戦はなぜ喧嘩試合になったのか(2015年)②私だけの「力道山伝説」(1995年)③プロレス発『加賀☆能登』行きエキスプレス(1991年)著者は3冊とも石 […]
近江町市場三百年史:書評
我がルーツ、近江町市場 私のルーツは近江町市場である。曽祖父・岡嶋勝二郎が八百屋を始め、祖父・岡嶋友作が店を継いで「岡嶋友作青果店」を営んだ(らしい)。友作は卸売業の会社「石川県青果」を近江町の向かい側にあった住吉市場 […]