日本農業新聞の記事 先日(11/22)の「燃料高とくだものの少量化」で書いた直後、「日本農業新聞11月24日号」に以下のような記事が掲載された。見出し:果実10年で2~4割高記事内容:国産果実の価格は10年前から2~4 […]
カテゴリーアーカイブ:考え事(しごと)
市場流通の肝は物流網の確保
物流会社と意見交換 名古屋を拠点とする運送会社の方が情報交換に来られた。卸売市場と運送業界は切っても切れない関係にあり、青果物流通における物流は昨今かなりひっ迫した状況にあるため。こちらとしても真剣に意見交換の場に臨ま […]
玉ねぎ高騰
北海道産の玉ねぎが不作 今年は北海道産の玉ねぎが小玉傾向の不作年である。例年より単価が倍になっている。馬鈴薯も同様に少量だ。原因は北海道産の生育期にあたる6月~7月に高温干ばつに見舞われたことにある。玉ねぎは、秋~冬~ […]
燃油高とくだものの少量化
原油高の悪影響 この冬、野菜とくだものについて、施設栽培モノはかなり少なくなることが予想される。野菜では果菜類全般、業務用の妻物類など、果実ではイチゴ、メロン、晩柑類で顕著になりそうだ。最大の原因は燃油高である。ハウス […]
スーパー特売における利益管理について
特売の利益管理 スーパーマーケットが特売を組むのは日常茶飯事である。他の店よりも安く売る目玉商品を設定し、チラシに載せることで多くの集客を狙う。該当する商品の利益管理は以下のいずれかか、もしくはミックスになる。①単純に […]
あるかV字回復
金沢の人出はかなり回復 最近、金沢はすごい。国内観光客やの話しだ。コロナ第5波が収まり、緊急事態宣言、まん延防止処置が解け、人の移動が自由に戻った。ほんのしばらくは様子見の感じだったが、ここにきてグンと人通りが増えた。 […]
野菜は2Lにご注意!?
人参が低迷 今、野菜は芋玉(じゃがいもと玉葱)を除いて全面安だ。特に人参の低迷がひどい。人参は北海道十勝産がようやく切り上がる時期になったが、各市場で大量の在庫を抱えていて、この低迷はしばらく尾を引きそうだ。 野菜のサ […]
青果卸の労務問題で悩ましきは
青果卸の労務問題 青果卸売業の朝は早い。そしてかなり遅い時間まで仕事があったりする。一方で、今や長時間を一人の担当者が働き続けるのは許されない時代だ。労務問題をどうしていくかはこの業界でも大きな課題である。 品目担当制 […]
ナヤミの時こそ
野菜の高値市況は一変 野菜が高いぞ、少ないぞと、ワーワー騒いでいたのはつい先ごろのことだ。しかし季節外れの高温と好天により、野菜はおおむね潤沢に出回り、むしろ今は売れなやむ品目の方が多くなった。この状態を青果業界では〝 […]
なぜ〝数量〟が重要か
数量は市場にとって超重要 先日、ある方から「卸売会社は利益構造が脆弱すぎる。取扱高や数量の追究でなく、利益重視の商売にシフトすべきである」との指摘を頂いた。確かに、卸の利益は非常に薄く、逆ザヤの取り引きも少なくない。利 […]